リーダーシップを『影響力』と捉えることで
『リーダーシップの方法は一つではない』
ということに気づくことができます。
そして
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何をやるかが大事なのではなく
どんな影響を与えることができるか?
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という
リーダーシップを考える上での重要な視点を得ることが
できるのではないでしょうか?
▼参考文献
金井壽宏 (2005) 『リーダーシップ入門』 日経文庫
当コラムで紹介している「リーダーシップの3つの性質」は
『リーダーシップ入門』で金井壽宏氏が引用しているG・ユクル
の下記主張などを参考に構成しています。
「リーダーシップの大半の定義は、つぎの仮説に立っている。
リーダーシップとは、集団もしくは組織における諸活動や
諸関係を導き、形作り、促進するように、あるひとによって
他の人々に対して意図的に影響力が行使される過程から
なっているという仮定がそれだ」(p.61)
上記主張対して金井氏は、リーダーシップが「影響力の一形態」
であることに 異論をはさむ必要はなく
「リーダーシップという社会現象では、リーダーが影響力を行使
しているという仮定が自明の前提となっている」と述べています。
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取締役CEO/研修講師 最上雄太