システムは人の削減が目的でない! - ITコンサルティング全般 - 専門家プロファイル

坂田 岳史
有限会社ダイコンサルティング 代表取締役 IT経営コンサルタント
ITコンサルタント

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閲覧数順 2016年12月10日更新

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システムは人の削減が目的でない!

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ITコンサル日記
こんにちは、ITコンサルタントの坂田です。
今日は、システムは単に人を減らすためにあるのでないことを、お話します。
尚、このコラムは、私が発行しているメルマガ「さかやんのコンサル日記」から抜粋してお送りしています。
http://archive.mag2.com/0000116110/index.html
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ある会社が自社の工場の中を見える化しようとして、簡単な工程進捗管理システムを作ろうとしています。私は仕様きめなどに立ち会っています。その中で、現在事務をやっている従業員の方にいろいろ話しを聞くのですが、どうもこの方がシステム化に協力的でないのです。
社長さんは、小さな会社であっても、コンピュータを使ってきちんと管理しないといけないということで、今回システム化に踏み切りました。しかし、現場のキーマンが「今のやり方の方がいい」と言ってなかなか言うことを聞いてくれないのです(自分の仕事がなくなるのが怖いようです)。

ちなみに社長さんが事務の方に、「○○という得意先からの仕掛かりはいまどれくらいあるのか?」と聞くと、事務の方は数百枚ある伝票を繰り始めます。15分くらいすると、現在12件です。
という回答が返ってきました。もしシステムを使えば数秒で分かる作業です。また、出荷伝票も事務の方が1枚1枚手で書いています。これもプリンタで印刷すれば、あっという間にできるでしょう。

ちなみに、今回社長さんがシステム化しようと考えた理由は、大きく2つです。
1つ目は、今の事務の方が辞めても誰でもが業務をできるようにすること(標準化)。
2つ目は業務の精度を上げることです。人が手で仕事をしていると、誤出荷、誤投入などの間違いがおきやすいのです。それをシステム化することにより、精度を上げようとういのです。
ただ、システムに入力する時に間違っては、意味がありません。ですので、工程情報の収集はバーコードを使って間違いを極力少なくする方向です(ちなみに受注情報はデータでもらえる)。

つまり、業務の効率を上げて人件費を削減するためでなく、標準化と精度向上が目的なのです。それを、現在の事務の方に理解して頂く必要があります。人を削減するためにシステム化するのではいということを理解して頂くために、私が事務の方にしっかり説明したところ理解して頂き、その後システムの仕様も決まり、現在システム開発を行っています。

今日の一言
「システム化は人の削減でなく、会社の管理レベル向上のため」

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有限会社ダイコンサルティング
中小企業診断士
ITコーディネータ・ITCインストラクタ
坂田岳史(近畿経済産業局認定 ベストITサポータ)
sakayan@daiconn.co.jp
http://www.daiconn.co.jp
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私の理念
「一期一会」その瞬間を大切にします。

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