システム開発プロジェクトの進め方 - ITコンサルティング全般 - 専門家プロファイル

坂田 岳史
有限会社ダイコンサルティング 代表取締役 IT経営コンサルタント
ITコンサルタント

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システム開発プロジェクトの進め方

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ITコンサル日記
こんにちは、ITコンサルタントの坂田です。
今日は、情報システム開発の時のプロジェクト管理について、お話します。
尚、このコラムは、私が発行しているメルマガ「さかやんのコンサル日記」から抜粋してお送りしています。
http://archive.mag2.com/0000116110/index.html
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私は、中小企業のIT(情報システムなど)導入の進め方などをコンサルティングします。
現在も2社システム開発プロジェクトの指導をしています。

その中で感じるのは、プロジェクトの進捗管理が難しいということです。ここでいうプロジェクトとはユーザーサイドのプロジェクトです。
プログラム開発に入る前に、要件定義や機能設計の確認(レビュー)をユーザーサイドで行います。それを的確に行わないと、使いににくいシステムができることは、火を見るよりも明らかです。しかし、中小企業の場合、ユーザーサイドのプロジェクトでは、メンバーはプロジェクト専任でなく本業があります。ですので、どうしても本業優先になりプロジェクト作業が遅れ気味になります。ですので、どうしてもテンポが遅くなります。これを早めるには、私は次のことが必要だと考えます。

(1)経営トップからPJの重要性を説明し、メンバーを動機づけする。
(2)PJリーダーにITの知識と経験がある方になってもらう。
(3)現場の責任者が、PJ運営に積極的に関与する。

他にもあると思いますが、上記の3つができればかなり開発PJはテンポよく行くと思います。
私は今までの経験から(2)がかなり重要だと思います。(1)と(3)はメンバーの動機付けです。これも
かなり難しい面がありますが、それと同様に難しくかつ重要なことはPJリーダーのスキルだと思います。これにより、PJがテンポよくいくかそうでないか決まるのではないでしょうか。

このような人材は中小企業におけるCIOと言ってもいいと思います。中小企業IT化の成功の鍵は、社内にこのような人材がいるかいないで決まるといっても過言でないでしょう。そのような背景から、私は社内IT人材の育成に力を入れています。


今日の一言
「IT化を成功させるためには、リーダーを育成せよ」

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有限会社ダイコンサルティング
中小企業診断士
ITコーディネータ・ITCインストラクタ
坂田岳史(近畿経済産業局認定 ベストITサポータ)
sakayan@daiconn.co.jp
http://www.daiconn.co.jp
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私の理念
「一期一会」その瞬間を大切にします。

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