- 藤島 淑子
- 株式会社インディプロス 代表取締役/コンサルタント
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
最近、よくそういう言葉をかけていただきます。
たしかに、業界全体で見ても、特に3月、4月あたりから、
本格的に不景気を実感してきた・・・なんて声を、よく耳にします。
でもその中でも、「今だからこそ人事改革を」と、プロジェクトチーム
を組んでなんとか前に進んでいこうとする会社もたくさんあります。
こんな時代だから、「人件費削減コンサルティング?」とも思われがち
ですが、意外とそうでもない。
「最近の人事制度改革のトレンドは?」そう聞かれたら、私なら、
「自分たちらしい“動き”をつくり出せる制度」が求められている
と答えます。
日本全体の企業のトレンドを表しているかはよくわかりませんが。
昨今の辛い状況の中、ギュッと身を縮めて極力余計な動きをしないでおこう、
という会社もあると思います。
一方で、こういう時代だからこそ、頭をやわらかく、
フットワークを軽く構えて、あらたなイノベーションへと繋げたい。
そのために、組織の中に「動き」を作り出していきたい。
そう考える会社も増えているな、と感じています。
でもそのためには、今の制度が邪魔をしてしまう・・・。
そんな課題認識のもと、
「自分たちらしい“動き”をつくり出せる仕組みや制度」
を作りたい、と考える企業が増えているように思うのです。
「その会社らしい“動き”」を実現するための制度だから、
その内容は会社によって千差万別。
以前にもまして、解決策のバリエーションは幅広くなっているような
気がします。
それぞれの会社の「らしさ」を見極め、それをうまくクローズアップ
できるような仕組みを作り上げる。
この仕事の醍醐味ってここだよな・・・と、改めて実感しています。