８６歳一人日帰り旅をアシストする　60歳のつぶやきはこれ！

プロとして生きる！　キャリアを磨こう 2023-02-17 18:37

先日の仙台出張で、８６歳の女性から声をかけられました。名古屋（中部）から仙台空港に飛ぶ飛行機は、時間によって、プロベラのついた機材になります。３０年くらい前に初めて乗ったときは、鳥取空港が真下に見えるのに、大山上空を旋回しての着陸許可待ち中は、「もう、なんでもいいから下ろして～怖いよぉ」と思ったのですが、同じように、８６歳の女性も不安があったようです。ターミナルビル出口に向かう通路を歩いていると、おもむろに話しかけていらっしゃったのです。８６歳：「こんなちっちゃな飛行機に乗ったの、生まれて初めてだから・・・」わたし：「怖かったですか？」８６歳：「怖かったんだけどね、わたしね、息子が一緒に来るって言ってくれたんだけど、足が悪いから嫁もついてくるって言って。秋保温泉にでも行って・・・なんて話になったからからね、わたしはね、わたしの財布を守るために、１人で、来たの。きょうね、日帰りするの」とのこと。よほど怖かったんでしょうね。誰かと話さないと、気持ちが落ち着かなかったんだと思います。こういう経験はよくあることなので、ゆっくり歩きながら、お話しを伺いながら、少しでも気持ちが落ちつくよう、アシストしました。息子や嫁がついてくると、お財布係になるので、「お財布を守るために・・」ということなのでしょう。ウイットに富んだ表現ができて、インテリジェンスなセンスの高さがうかがえます。そんな８６歳さんの”怖かった～”とのギャップは、失礼ながら可愛く感じられました。残念ながら、空港からレンタカーでの移動を予定していたこともあるし、荷物を預けていたため、Ｐｉｃ　Ｕｐに時間がかかりそうだったので、出口付近で駅方面はこちらみたいですよと、方向を示しただけでお別れとなりました。無事、御用を済まされ名古屋に戻られたと信じています。ということがありましたが、夜は無事、牛タンにありつけました！

写真は３人前で、わたくし一人でいただいたわけではありませんので、ご安心くださいね！

世界でいちばん美しい言葉

「ありがとう」と共に、今日もお元気にお過ごしくださいね。

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