- 野平 史彦
- 株式会社野平都市建築研究所 代表取締役
- 千葉県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
階段というのは、住宅においてある種、象徴的な場となり得る。
「廊下」は平面的に移動するための場だが、
「階段」は立体的に移動するための場となる。
それは本来、機能的な要求によって設けられるものだが、
特に、2階リビングのプランにあっては
「その上には何があるのだろう? 登ってみたい!」
と思わせるデザインが必要である。
編み込まれた「格子」の中を抜ける、という
ちょっと「和」を意識した、
それでいて「モダン」な階段ができたと思う。