まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。
人中短縮術(リップリフト)のお話は、何回か書いているのですが、いまだに『小鼻が広がると聞いたのですが』『口が閉まらなくなって、歯茎が見えてしまうと聞きました』等々のコメントを患者さんから頂くことも稀ではありません。
こうした術後の合併症、トラブルに関しては、その手術の術式(手術の方法)に起因していることがほとんどだと思います。
『どのようにデザインするのか?』という、一見単純な問題は、術後の『小鼻が横に広がる』という問題に直結する可能性が非常に高いと思いますし、『口が閉まらない』というのも、『どの程度の切除幅なのか』という事が大きく影響していると思えてなりません。
こうしたトラブルを経験しないためにも、術前によく担当医と話すという事が何よりも大事です。
私が、どのように切っているのかを、以下に写真でご紹介しますが、『何気に左右違うデザインになっている』という点に気付いていただけると嬉しいです。
いかがでしょうか?実は、私は、患者さん個人個人に合わせて、切除デザインを変えています。
特に鼻の穴のすぐ下の部分は、その方の形状に合わせて変える必要があると思っていますので、興味がある方は、私の症例を比較していただくとその違いに気づかれるはずです。
この手術のデザインは、シンプルですが、奥が深いと思いますので、他の先生の手術デザインと比較していただくのも良いかもしれません。いずれにしても、『ご自分と感性の合う』先生を探していただきたいと思います。
今回ご紹介した方の、術後の状態や、傷の赤みに関しては、私のコラム『美容外科話』でご紹介していますので、そちらもご覧いただければ幸いです。
美容外科話No.392人中短縮術(にんちゅうたんしゅくじゅつ、じんちゅうたんしゅくじゅつ、リップリフト、上口唇短縮術)、術後3か月でも傷が赤い!
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このコラムの執筆専門家
- 山本 豊
- (東京都 / 院長)
- 新宿山本クリニック
「もう治せない」と諦めてしまう前に、ご相談ください
美容整形手術における、数多くの修正手術の症例数を持つ、私だからこそ出来るアドバイスがあります。初回・修正を問わず、目や鼻、リフトアップの美容手術はもちろん、美肌治療やヒアルロン酸などの美容皮膚科の分野にも広く対応しております。