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対象：美容医療

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小鼻縮小のデザインって何にこだわっているのですか？

2019-09-13 17:17

まず初めに、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

診察室で『小鼻縮小のデザインにこだわっているって、どういうことですか？』と質問を受けることがあります。

どこを、どのようにこだわっているのかを、ご説明したいと思います。

１．小鼻は左右差を考量して、デザインする。

人の小鼻は、必ずと言って良いほど左右差があります。これを術後に『左右がそろっているように見える』仕上がりになるように、頭の中でシュミレーションをしながらデザインしています。写真をご覧下さい。

黄色で書いた部分の長さが違うのがお分かりいただけますでしょうか？

２．切除部分を曲線でデザインする。

色々な所でも書いていますが、直線的に切除すると、小鼻の丸みが無くなって不自然になってしまいます。

写真の中に矢印で示した部分が曲線になっている点に着目して頂きたいと思います。

実は、デザインでのこだわりは、この2点だけなのです。『単純であるが、難しい』といった感じだと思います。

この手術は、組織を切除する際にも『丸みを残す工夫』が大事です。この手技は、専門的な部分になりますので、割愛させていただきますが、縫合する際にも、糸と糸の間隔、締め具合等を細かく考えながら手術を進めていきます。縫合直後の状態をお見せします。

いつも同じようなことを書きますが、お寿司屋で『マグロの握り』といった場合に、各お店で、握り方、味が異なるように手術も各医療機関によって、大きく異なります。術前にその担当医がどのような手術をするのかを検証することは、何よりも大事だと思います。

詳しいことは、私のコラム『美容外科話』に書きましたので、そちらもご参照下さい。

山本クリニック　TEL：03-5315-4391

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