父の認知症が良くなったお話。 - スキンケア - 専門家プロファイル

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プチ整形に頼らない美容法「美エイジレス塾」主宰
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父の認知症が良くなったお話。

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78歳になる私の父が、2017年の秋から認知症が出てきた話を以前にしましたが今日はその続きです。前回の話はこちら↓↓↓【→父が認知症になり始めた頃の話はこちらから】2018年の春に、父が1人で外出後に転んで頭を怪我したおかげで、病院に運ばれ、特発性正常圧水頭症という症状が見つかり、脳に溜まった過剰な水を体内へ流すための管を背中からお腹へかけて体に埋め込む手術をしました。結構、簡単な手術のようで30分くらいで終わりホッと一安心。でも、麻酔から冷める時に少し父の言動が変になってました(汗)おかしなこと言うのです。もうろうとしてて今だけですよ、と医師に言われ次の日にはよくはなっていましたが認知症の方はすぐにどうのこうのはなさそうです。その手術の利点としては、歩行困難が改善頻尿が改善(これはあまり必要なし)認知機能も少しは良くなることもあるとのことでしたが、私の父の場合は、急に杖がないと歩けなくなっていたのが杖がなくてもなんとか、ふらつきはあるけど歩けるようになりました。認知機能の改善は、ほんの少し良くなったような?気がする、程度でしたがその後、退院してしばらくして認知症も少し進行してきた感じはあります。※認知症は、治ることはないけど薬が合えば少し酷くなるのを遅くするくらいで必ず進行すると医師に言われていました。父の入れ歯も全く合わなかったので何度も何度も 歯科に連れて行ったり、病院に 管の調整や定期検査に連れて行ったり、時に 少しドライブしたりも。 春に転んで入院、水頭症の手術後の春から夏にかけてが一番 父の認知症がひどかったですね。いつも車の運転をしていた私のことを「運転手は今日は来ないのか?」「運転手は男だっけ?女だっけ?」なんていうふうに母に言っていたそうなのです(汗)「娘の名前も忘れるなんて!」とこれには母も慌てたみたいです。あとは、認知症特有の自分の物が盗られたみたいなことを言ってこれは私にもとばっちりが来てほんと、よく父と喧嘩になりましたね取るわけない!って。また、車での移動中は必ず父を助手席に座らせますが、ほとんど口をきかずぼーっと前を見てるだけが多く気づくと眠ってることが多かったですね。それでも、横で運転しながらヒーリング(私の想い)を送ったり、良さそうなサプリや、NANAプロテインや、歩行のリハビリ通所や、コミニュケーション、好きなドライブなどをいろいろ私なりに頑張ってみました。夏には 私が、美エイジレス塾の博多レッスン開催があったので都内から博多、長崎まで車で 父母と子供達も乗せていきました。往復の道中、ホテルに7泊くらいしながら父も楽しい時間を子供達と共有しました。それでもまだ無口で、あまり口数が少なかったのですが、九州旅行から帰って秋から冬くらいにかけてだんだん口数も増えてきて目の輝きが違ってきたのですよね。しっかりとこちらを見据えて話もよくするようになりました。以前の父のようだと感じることが増えたんです。定期的に通う病院の行き帰り、車で一言もほとんど話さなかった父がずっと話してる。前の父に戻った!私は嬉しくて運転しながら父に気づかれないように涙ぐみました。会話に盛り上がりすぎて道を通り越してしまい、父が「おしゃべりしすぎたから間違えちゃったな、はははっ」と言って2人で笑いました。その病院の帰り道に車を運転しながら父にこう話しました。私がいつも子供の時に「尊敬する人物は誰ですか?」という問いには必ず「父親です」って言ってたのよーって。(そのことを父の思考がしっかりしてる今、ちゃんと伝えておかなきゃ!と思って)すると父は、「おぉ、そうかーそれは大したもんだ。」と「お前の子供達もそうやって母親を尊敬していって親から子に受け継がれるるといいな」と、まんざらでもない笑顔でとても嬉しそうでした。父の認知症は、以前と比べるとあり得ないくらい今はほとんど落ち着いています。それでも、老人性の物忘れはもちろんありますし、少し時々こちらが おや?と、思うこともありますが 日常生活にほとんど支障がないくらいのレベルです。認知症特有の怒りっぽいところが以前はちょくちょくあって母との喧嘩もしてましたがそれも ほとんどないくらいに減り穏やかに毎日を過ごしています。私にも、取ったんだろ?と言ってくるとばっちりは全くなくなりました。これだけでも救われます。特発性正常圧水頭症の手術もやってよかったと思います。そして、家族みんなで連携して父をサポートして見守ってあげられたことも。足がまだ細くてふらつくのでリハビリで優しい筋トレに通うのも父の楽しみのひとつとなりました。足の筋力が衰えるとそれこそ脳への刺激も少なくなると思い足の筋トレや運動メインでデイサービスのサポートをお願いしました。寝たきり防止にもなりますね。お年寄り専用のマシンを使って無理なく優しく指導してもらっていますが少しずつ父の歩き方も安定してはきました。先日も、伊豆や静岡に父母と子供達4人と私と温泉旅行に行きましたがゆっくりですが歩いて 散策したりとても楽しんでくれました家に帰ってからも今度はどこに行くって言ってる?と次の旅行を楽しみにしてるそうです。40代 50代 60代ともなると、親の認知症、親の介護などの年代になります。みんな、それは必ずやってくるものであり赤ちゃんから育ててくれた親への恩返し、私たちが今度はサポートしてあげる番ですね。認知症は、人ごとではなくいつ自分の親がなるかわからな続きをみる

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