人事の立ち位置 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

藤島 淑子
株式会社インディプロス 代表取締役/コンサルタント
経営コンサルタント

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寺崎 芳紀
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(経営コンサルタント)
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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人事の立ち位置

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プロフェッショナル人事のあり方
企業の人事部門が果たすべき役割は・・・?

企業の人事部門に求められる人材の要件は・・・?


そんなことを、最近よく考えます。

プロフェッショナル人事の要件、シンプルにまとめると、大きくは
以下の4つなのではないかと考えています。


(優先順位が高い順に)
 1.リーダーシップ
   現場や経営に対して、自ら積極的に働きかけ、入り込むことの
   できるフットワークの軽さ

 2.問題解決力
   法律や制度に基づいた画一的な思考をするのではなく、事実を
   正しく認識して、本質的な解を出すことのできる問題解決力

 3.ヒト観、組織観
   人の適性や特性を見る目、人のモチベーションのあり方を幅広く
   考えられる視点、組織を俯瞰して捉えられる視野、等

 4.法制度面の専門知識
   労基法や社会保険面など、人事に必要な法律、制度面の知識


ついつい、人事のプロを探す際には、4番目の「専門知識」を重視しがち
なのですが、最近ではますます、人事部門のリーダーシップや
フットワークの軽さ、そして問題解決力などが求められてきているような、
そんな気がしています。

「状況理解力」、「現場介入力」とでもいうのでしょうか。


でも、そのリーダーシップのあり方は、会社や組織の状況によって、
少しずつ違ってきます。

つまり人事は、経営者や社員、外部の専門家等の関係者全体を俯瞰した上で、
自分たちの「立ち位置」を器用に見極めて、上手に動いていくことが重要、
ということ。



派遣社員の削減から新卒内定者の取り消し、正社員のリストラと、
人事に関わる辛いニュースが日々耳に入ってくる昨今。


そんな時代だからこそ、法律や制度に基づいた画一的な思考ではなく、
自分達らしいソリューションの実現に向けて、
人事には、ますますリーダーシップと問題解決力が求められている
と思います。



もっと具体的にいうとどういうことか・・・。

それは、こちらで詳しくお話ししました。


ぜひご覧ください。