初釜体験 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

奥村 召司
株式会社空間設計社 
東京都
建築家
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遠州流茶道にのめり込んでいる・・などと色々な所で発言しているものの、実は正式のお茶会に出たのはまだ数回・・。(偉ソウナコトハ言エナイノデス。)
ではありますが、先日の成人の日、先生のご自宅で開かれた初釜には初めて着物&袴姿で出させて頂きました。51才のこの年齢まで着物を着たことは皆無。と言うか着物の下に何を着るのかさえも知らない非常識さ。本を見ながら何とか着付けて、羽織り袴姿で自宅から電車を乗り継いでお茶会に行くのにはちょっと勇気が要りました。
定刻となり先ず香煎(何とも微妙な飲み物・・)を頂くことで茶事の開始。慣れぬ箸使いに気を付けながら会席(遠州流では懐石ではなく会席)料理を頂いた後、いよいよお茶を頂く訳です。草履を履きいったん露地に出て、つくばいで清め、躙り口から三畳台目の茶室へ。床の間、お道具、釜などを拝見してお点前が始まります。今回のお菓子は花びら餅、お茶は最近家元お好みとなった神林春松の清湍乃白。(そう言えば三渓園で開かれた家元主催のお茶会でも清湍乃白が使われていましたっけ。)苦みの中にも甘みのあるお濃茶の後には薄茶も頂きました。満足満足。
思うにこの様な場に居られることになろうとは、一年前には想像できなかった・・。これまで建築家として茶室を客観的に見ることはあっても、そこでの茶事を体験することが考えられなかったのです。残念ながら現在茶道の稽古場に男性はほんの僅か。武家(!)茶道である遠州流でもそうです。洗練された日本文化を継承するために、男たちも立ち上がれと言いたい!・・ト偉ソウナコトハ言エナイノデスガ・・今年も一年、稽古に励みたいと思います。そして明日は今年の初回稽古。いずれ自分の茶室を持って・・と言うのは経済的に無理そうなので、せめてどなたかの茶室の設計を手掛けたいと思う今日この頃です。