みなさんは、教育資金の準備と言ったら学資保険を思い浮かべるかもしれませんが、この商品は、景気の良いとき(金利が高い)はいい商品です。景気が悪いとき(金利が低い)にはよくない商品になります。
その理由は、この商品が固定金利商品だからです。
申し込み時の金利が最後まで適用されます。今のような時代にこのような商品に加入した場合には、インフレリスクというリスクが発生します。
今の時代は、絶対に申し込まないほうがいいでしょう。
インフレリスクとは、物価上昇リスクのことです。
簡単に言うと12月に消費者物価が0.1%UPしましたが、皆さんの預金金利が0.01%とだとしたら、「0.01%−0.1%=−0.09%」になり損をするということです。
物の値段が1%UPしたら、自分の持っている預貯金などの金利は1%以上でないと減っていくということになります。
もっと簡単に言うと18年後の100万円の価値です。もしかしたら、今の50万円の価値しかないかもしれませんね。
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このコラムの執筆専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
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