先日、アメリカ駐在経験のある年金受給者とお話しする機会がありました。
お話をお聞きしていると、「社会保障協定」の1期生(?)のような方でした。
やはり、お手続きや受取にも、ご苦労があったようで。
ところで、(先述の)その方とのお話で、改めて(というよりも、今さら)気が付いたのですが、
「アメリカ政府から支給される年金はドル(外貨)」なんですね。
当たり前と言えば、当たり前ですが。
ただ、実際の受け取りには、その時の為替レート(TTB)に基づき、
邦貨換算して(要するに)円建てで受け取ることができます。
つまり受取の都度、為替レートに影響されるということなりますが、ここは
「老後まで為替レートに翻弄される」と観るよりも、前向きに考える方が賢明だと思います。
何故なら、ドル建ての普通預金の利率は、円建てのそれに比べれば高いですし、
為替差益だって見込めます。
(ドル建て預金の利率が気になる方は、どうぞ、お取引銀行のサイトをご覧下さいませ)。
社会保障協定の詳細についてはコチラをクリックなさってくださいませ。
(↑は日本年金機構のサイトにジャンプします)。
このコラムの執筆専門家
- 大泉 稔
- (東京都 / 研究員)
- 「保険と金融」の相続総合研究所
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