「生命保険の見直し」という言葉を、よく耳にします。
要するに、保障内容を落とさずに、保険料を下げることができれば「理想ですよね」、ということです。
しかし、生命保険で最も大切なのは「契約する目的」です。
目的が定かでなければ、その契約は無意味なので、さっさと解約してしまった方が良いでしょう。
保険料が丸々、浮きますね。
ですので、生命保険の見直しで最も大切なのは受取人なのです。
例えば、独身の時に契約した生命保険で、受取人がご両親のまま、ということも珍しくないようです。
本当に受取人がご両親のままで差し支えなければ、それで良いのですが・・・しかし、終身保険の必要あるでしょうか?ということにもなります。
もし、保険金受取人をご両親と定めたのであれば、保障内容は終身では無く、割安な掛け捨て、つまり定期保険でも十分、ということになります。
いかがでしょうか?
このコラムの執筆専門家
- 大泉 稔
- (東京都 / 研究員)
- 「保険と金融」の相続総合研究所
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