インプラントの勉強会 追記 - 虫歯治療 - 専門家プロファイル

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赤岩 経大
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閲覧数順 2024年04月26日更新

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インプラントの勉強会 追記

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インプラントについて
インプラント治療は、歯を失った場合にアゴの骨の中に人工の歯根を埋め込む治療法です。

インプラント治療の流れ http://www.geocities.jp/mutsumidental/implant-1.html

インプラントの治療の難しさというのは、『実際に骨の中を見ることができない。』ということがあります。

レントゲンやCT、また実際にお口の中を見ることである程度のイメージはつかめますが、このイメージが正確にできないと、トラブルが生じるわけです。こればっかりは経験がモノを言います。車の運転と一緒ですね。
毎週のようにインプラントを行っている先生と、年に一度しか行わない先生では腕の差は歴然です。

今回の勉強会では、経験豊富な先生も、経験がまだまだ足りない先生も一緒に話し合いました。経験が少ない先生ももちろんですが、経験豊富な先生もこうやって話し合うことで勉強になります。

今回大きく取り上げられた話題は

「骨の質」

についてです。

インプラント手術が上手くいく(骨とインプラントが結合する)ために欠かせない要素として

・骨の幅、厚み(十分あることが望ましい、足りない場合は骨増成が必要)

・歯ぐきの幅、厚み(これも治癒や術後の経過に関係します)

・口腔内環境(歯周病の程度、ブラッシングの上手さなど)

・内科的疾患や喫煙(喫煙者や糖尿病の方は結合しにくいケースがあります)

などがあります。これらはインプラント関連の教科書には必ず出てきます。


この他に、よく言われる、しかし見落としがちな要素が『骨の質』なんです。
骨は表面の皮質骨と内面の海綿骨とに分けられます。しいていえば

ウエハースチョコレート

みたいなもんですね。

表面のチョコが皮質骨、中のウエハースが海綿骨です。この皮質骨と海綿骨の割合が、人によって(部位によっても)異なります。
チョコ(皮質骨)が多くて硬い骨の人やウエハース(海綿骨)が多くて柔らかい骨の人がいます。

ある程度硬い骨にインプラントを入れた方が早く結合しますが、あまりに硬い(皮質骨が厚い)骨ですと、インプラントの周囲に血液が回らずにかえって結合しません。
骨の質はレントゲンを見ただけではほとんどわかりません。CTでなら判別できますが。
ある程度、骨の質を考え、その質に応じて骨を削る量や深さ等を計算しなければあらゆるケースに対応できません。

インプラントについて

千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック
http://www.geocities.jp/mutsumidental/

歯HOO!ブログ〜松戸市の歯医者さん〜
http://blogs.yahoo.co.jp/mutsumi_dental

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(長野県 / 歯科医師)
倉田歯科医院 院長

長野県でインプラント治療を中心にお口の健康をサポート

虫歯・歯周病治療からインプラント、レーザー治療、メタルフリーの審美治療まで幅広い治療で患者様に多様な選択肢をご提供しています。2014年からは地元の長野県でお口の健康をサポート。健康な歯を長く使っていただくため、予防に力を入れています。

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