仲介手数料と不動産仲介のしくみ(3) - 不動産売買全般 - 専門家プロファイル

永田 博宣
株式会社フリーダムリンク 
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:不動産売買

野城 郁朗
(不動産コンサルタント)

閲覧数順 2017年07月26日更新

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仲介手数料と不動産仲介のしくみ(3)

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不動産売却・購入成功術
■あなたが「買主」の場合

通常、不動産仲介業者に購入物件の希望条件等を伝えると、希望に沿う物件を紹介してくれます。

場合によっては、希望条件から外れた物件を紹介されることもあるかもしれませんが、基本的には、市場に売りに出ている物件を一通り教えてくれるでしょう。

不動産仲介業者の立場から見ると、それらの物件の中には、片手になる(約3パーセントの仲介手数料がもらえる)ものもあれば、両手になる(合計約6パーセントの仲介手数料がもらえる)ものもあります。

では、その不動産仲介業者(例えばB社)がお客様のための物件探しよりも、「約6パーセント」の仲介手数料受領を優先しているとすれば、どうなるのでしょうか?

不動産の売物件情報は、インターネットやフリーペーパー、チラシ等で、誰でも簡単に入手することができますが、その物件に関する正確な情報(元付業者はどこか?売却済か?交渉中か?等々)については、不動産業者でなければ知ることができないのが実情です。

そのため、B社の営業マンは、例えばこのように言います。

「広告されているそちらの物件は、先日売れたそうです」
「今、購入可能な物件はこれだけです。この中から選んでください」

そして、お客様の目の前に出された物件はすべて、実は両手になる(合計約6パーセントの仲介手数料がもらえる)ものばかり!?

しかし、一般の人がその時点で、それを見抜くのは難しいものです。


上記のような場合であっても、あなたが支払う仲介手数料は、通常の約3パーセントであるため、気づかないことも多いでしょうが、実は、紹介されなかった物件を検討する機会を失っているのです。

実際、B社のように、お客様に紹介する物件を徹底して選んでいる業者も存在しますので、気をつけたいものです。

あなたが「売主」であっても、「買主」であっても、不動産業者間における情報のやりとりを確認することはできません。

だからといって、不動産業者の言っていることをすべて信用することは、現状の取引慣行では、残念ながら難しいでしょう。

そこで、次回は、対策について考えていきます。


CFP®・不動産コンサルティング技能登録者 永田 博宣



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