山道を抜ける途中に突然現れる
旧日立鉱山。
2つの煙突と屋根をうねるトンネル状の
構築物が印象的です。
所々山肌があらわで
廻りの緑豊かな山々と比べると
異様な景色です。
当時の精製時に出る亜硫酸ガスの
影響でしょうか。
頂上にそびえる大煙突は
操業当時は三倍の高さ150mも
あったそうです。
当時の技術で150mの高さの煙突を
あの場所に作ることは相当に
大変だったろうなと思われます。
働く人のいなくなった今でも
当時の人達の息づかいが
聞こえてきそうです。
近代日本を支えて来た人達の熱さ
のようなものが伝わるからでしょうか。
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このコラムの執筆専門家
- 中村勝己
- (広島県 / 建築家)
- 中村勝己建築設計事務所
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