起業の定石1 - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

藤田 信之
株式会社アイ・エム・エス 代表取締役
経営コンサルタント

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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起業の定石1

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起業準備 起業の定石
いつか起業をと考えている未来の社長

いつか起業をしたいと考え中の方から開始直後まで実務的に考え方を創るヒント集を4回に分けて掲載したいと思います。

 いずれ自分で商売を起こしたい、起業したいと思っても何をしたら良いのか、自分に向いているのかなど色々と考えてしまうことも多いかと思います。ライト感覚での起業はお勧めしませんが、いつでもスタートが出来る様に考えてまとめておくことは大切なことだと思います。
 それは、会社に勤めていても必要なことばかりだからです。経営方針を決めている人の気持ちに近づくことも出来ますし、今の事業は将来的にどうなのかなどの考えにも結びつき、日々の業務を違った視点で捉えることが出来るようになっていきます。
 
 
1回目  意欲はあるがどんな事を行おうか決め手いない人
 
2回目  分野は決めているが絞りきれていない。

3回目  分野は決めているがこれからビジネスプランというかた

4回目  現在事業を行っているというかた
 
 
 こんな予定で掲載したいと思いますのでよろしくお願い致します。



1回目


起業はしたい!だけどどんな分野で起業したら良いのか分からないという人


 実は起業はしたいと思うが、『何で起業をするか』と決めかねている人はかなり多いのです。詳しく統計を取ったわけではないのですが、思いはするものの起業しない人が80%ぐらいではと思います。起業したいと思ったらあせらずじっくりと考えて良いのです。特別オリジナルでなくても、知人のビジネスをモデルをエッセンスにした形でも良いので原理原則を忘れずに自分のやりたい分野から絞り込んで下さい。
 

分野を決める成功の定石 1   《お金に視点を置かない》



 儲ける為に起業をするのでは?と思われる人も多いと思いますが、お金を視点にしておくと弱い企業となってしまいます。事業を継続していくには起業前には考えもしていなかった事がすぐに沢山起こります。この時に"お金儲け"だけを考えて起業した会社は、あきらめてしまったり、他の分野の方が良かったのではと考え始めてしまい、"やっぱり起業は向いていなかった"などと諦めてしまうことが多々あります。
 利益は線香花火のような短期間に上がれば良いというものではなく、長期間継続的に上げる事が企業の使命です。多少人が上手くいっていたからと言っても気にせずに自分のやりたい分野を追求することがとても大切なことです。楽に儲かることなど無いと考えて下さい。しかし"得られる事が多いのも"経営者です。


分野を決める成功の定石 2  《過去を振り返る》




 1  過去に働いた業界や今いる業界
 2  仕事として担当してきた業務
 3  長年行ってきた趣味
 4  好きな事
 5  得意な事
 6  特殊な体験
 7  よく頼まれる事
 8  興味がある事


簡単にまとめるとこんなことになるではと思います。これからは"バイオ"だと思っても、知識も経験もなければ出来るはずはありません。ブログの読後感で『日本の優秀企業研究』という書籍を紹介いたしましたが、紹介されるエクセレントカンパニーは自分の業界や商品を定め方向をぶれずに邁進しています。この分野を定めるのは将来企業を拡張する上でも大切です。思考がちらばらないのでアイデアもわきやすいのです。


分野を決める成功の定石 3 《これからの人生が充実する》




少し大げさかもしれませんが、この業界でこう進んでいけば"こんな自分になれる"というような、モチベーションがあがる、業界が良いと思います。そうすることで実際に事業プランを描くときもわくわくする気持ちでプランを描けます。


おおまかに言うと分野の絞り方はこんな事になるかなと思います。いくつかのキーワードで絞り込む方法もありますので、どこかの機会にご紹介いたします。ここでご紹介した"考え方"はあくまでスタンダートプランです。色々な方法を探して見るのも楽しいかもしれません。

またご質問などがあればお気軽にメールでご連絡ください。もちろん無料でお答えします。

次回は分野は決まっているが事業が絞りきれない人を掲載します。


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