- 荒木 勇
- 株式会社アラキ工務店 代表取締役
- 京都府
- 工務店
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
あたりまえのことがなかなかできないです。
左の写真は、知り合いのお住まいを通りかかったところ、実際に施工されてたのを拝見し、思わず写真撮っちゃいました。
このままでは、腐ってしまいます。_| ̄|○
木部を土の中にそのまま突き刺しちゃうと、白蟻さんに餌を差し出すようなものです。
この状態を隠すため、足元だけ板金で覆っている事例もよく目にしますが、内部の湿気が放散しないため、余計に痛みが早くなります。
一昨年、ある方のお住まいを改修しようとベランダの木柱の足元にまいてあるモルタルをめくったら中の柱が全て腐っていてなくなっていました。
柱の足元はモルタルにくっつけないことが大切です。
右の写真は、ごく普通に柱の足もとに基礎パッキンを敷いています。
これだと、雨が柱に当っても、水が流れ落ちて腐りにくいです。
加重がかからないところ(玄関軒先の柱など)の場合は、基礎パッキンすらなく、柱の中心にアンカーボルトを差込んで、足元を浮かせたりすることもあります。
ちょっとした気遣いでお住まいは長持ちすると思います。
--> 『アラキ工務店』
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