あんまりないことなので、戸惑うことが多いこの頃です。
さて。先日、お墓参りに出かけた先でのことです。
我が家からお墓までは、高速道路を使って60分ほど走ります。
サービスエリアに、スターバックスがあるので、
時々、SAに立ち寄り、コーヒーをボトルに詰めていただき、先を急ぐ。
そんな習慣の中で立ち寄ったSAでの光景です。
保護者二人が前を歩き、男の子3人は手をつないで、後ろを歩いていました。
子どもが好きそうな、ちょっと高くして、外灯の支柱を支えていた部分。
傾斜になっていて、一番上のお兄ちゃんは、その斜面を歩いたため、
足を滑らせて、太もものあたりを地面で擦ってしまいました。
手をつないでいた弟は、引っ張られることなく無事でしたが、
こけた男の子は、太もものあたりを気にしていたので、ちょっと痛かったのだと思います。
「大丈夫?」と声をかけようとした瞬間のことです。
前を歩いていたお母さん(と推察しました)が、振り向きざまに、
「もう~~!!!(怒)ズボンが汚れちゃったじゃないの!!!」と、
叱っていました。
あちゃ~~~・・・・って、一瞬、わたしの心が縮みました。
自分も同じ事をして子育てしていたので、
思うところありなのです。
でもね。
そういう育て方だと、
愛が伝わらないんです。
自己重要感が育たないんです。
子どもは子どもなりに、自分の体より、ズボンが大事なんだ
って、悟れるんです。
確かに、お出かけ着だったんです。
たぶん、結婚式にご招待を受けていたんでしょう。と推察できるおそろいの恰好でした。
きれいなズボンで出席させてあげたい。
それも親心です。
だけど、こけて痛い!
その痛みも大事にして上げることができたらなぁと思うのです。
自分の子育ても。
私自身も、親に自分より洋服の心配をされるような育てられ方だったので、
明快に理解できているんです。
何気ない言葉のやり取りに、愛があるかどうか?
瞬間に悟れるものだけに。
日ごろから、子どもとの向き合いかたに、注意を傾けて欲しいなぁと思いました。
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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