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兄弟や友達は「ヨコの関係」にあるといわれています。
そして、もうひとつ大切なものとして「ナナメの関係」です。
これは、子どもと利害関係のない大人たちのことで、
例えば、おじいさんおばあさん、近所のおじさんおばさん、お兄さんおねえさんなどです。
サザエさんやちびまる子ちゃんで考えるとわかりやすいかもしれません。
サザエさんでは、三河やさんやいささか先生、じんろくさんなど。
ちびまる子ちゃんでは、友蔵おじいちゃんや植物好きのささきのじいさんなどです。
こういったナナメの関係をとおして、社会性を学んだり、時にはよき相談役になってもらったり。
残念ながら、いまの住環境はこういった理想を実現しづらくなっています。
子どもへの犯罪が、さらにむずかしくしています。
そこで、ぜひオススメしたいのが、商店街の利用です。
私たちの家は東京下町にあり、商店街が健在。
日々の買い物を通して、お店の人と子どもとのコミュニケーションがあります。
自然とお互いの顔を覚え、挨拶するようになり、
それだけでも、親としてもそして子ども自身も「安心感」を感じることができます。
「安心感」はきっとその街での「住み心地」につながります。
ですから、時にはゆっくりと商店街での買い物を楽しんでみてください。
スーパーマーケットには無いお買い物ができますよ。
