- 新納 昭秀
- 新納ビジネスマスターズ有限会社 代表取締役
- 東京都
- 経営コンサルタント
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03-5761-9260
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
なぜ、放射能に関する話をしなくなったのか?
という質問をされることがあります。それは、「原発事故に関する市民運動には関わらない」と決めたからです。なぜならば、そこには、本質的に社会を改革しなければならないという使命感ではなく、参加者の私的な欲求を満たすための活動ばかりが見られ、本来あるべき目的とは掛け離れ、時間と労力をかけることに意味を見出せなくなったからです。
元々、誘われていた政治活動においても同様です。人生において初めて訪れた自分たちのアピールの場と捉えるような集団が行う運動に参加・協力はできません。ですから、自分自身の本来のステージにおいて、自らが信じる理念に通じる生業にエネルギーを注ぐことが最も潔く、最も確かな社会変革運動であると再確認し、ビジネスの場において思いを表現することに行き着いたのです。
もちろん、懸命に政治に関わる方々もいます。しかし、何度も確認し、何度も見届け、政治では社会は変わらないという結論を出しました。ならば、経済で変えるしか方法がありません。経済は経営の集合体です。よって、一つひとつの会社経営が変わるしか方法はない、という結論です。些か乱暴なロジックであっても、それ以外に自分が出来ることが見つかりません。
弊社は、創業以来 12年をかけたにも関わらず、たった200社の企業としか本腰を入れて付き合えていません。そんなことでは、まだまだ経済も変わりませんし、社会も変わりません。人生はそれほど長くないのならば、もっともっとスピードアップをしなければなりません。
当初より、デマ野郎、キ⚫︎ガイ、晒し者、サヨク、放射脳…など、ネット上でも、リアルな場面でもそのような評価を受けてきました。最近ではそういった声も緩んだように感じます。やっとのことで、近しい人には逆の評価もされるようにもなりました。
先日のNHKスペシャルでも本来、伝えるべき情報を放映しました。とはいえ、首都圏の汚染は伝えていませんので、その半分に過ぎません。5年が経過しやっとここまで伝えられるようになったということでしょうか。再放送もあるので、ぜひ。
▼NHK 原発メルトダウン88時間http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586732/index.html
2011年3月15日東京において、自分自身に起きた強烈な体調変化。そして、毎年 同じ3月15日が訪れる度に考えさせられる、生まれてきた意味と残された時間で何が出来るのか?という問い。今年も噛み締めたいと思います。
▼東京3/15以降の空気中の状況http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/topics/measurement/past/pdf/keisoku-0323-0315.pdf
▼当時の拡散シミュレーションhttp://youtu.be/jn8qW24SEVc
東日本大震災ならびにその影響で、亡くなったであろう方々のご冥福と共に覚悟を決めて西日本へ移住した皆様の成功も祈念します。
このコラムの執筆専門家
- 新納 昭秀
- (東京都 / 経営コンサルタント)
- 新納ビジネスマスターズ有限会社 代表取締役
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