- 葛西 伸一
- 株式会社メンター・クラフト 代表取締役
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:人材育成
毎日のように職場で開かれるビジネスの会議。
この仕事上の会議に種類があるのをご存じだろうか?
ビジネスパーソンの皆さんは、普段なにげなく開催、参加している
会議の意味を考えたことがあるだろうか?
おそらく、「こんな無駄な会議・・・」「意味ねぇ会議」など
グチをこぼすことも少なくないだろう。
また6時間会議、8時間会議などの超長時間会議も、会社によっては強いられているケースもあるだろう。
このように会社や主催者によって、会議の目的や形態はさまざまで、
その良し悪しも、ここで一概に語ることは難しい。
しかし事実として企業で行われている会議の種類としては、
大きく以下の会議に分類されるのではないだろうか。
会社で行われる会議5つの種類
(1)意思決定型会議
→リーダーが意思決定を行う上で多くの意見聴取し、最終的な
意思決定を行うための会議。極力リーダーは最後まで自分の意見は
述べず、意見を引き出すことに注力する。
(2)ブレイン・ストーミング型会議
→良いアイディアを創出する会議。日本人は苦手。企画会議等に多い。
ブレストのルールを知る必要がある。
※この会議のパターンが日本で多くなることを個人的には望みたい。
(3)コーチング型会議
→会議とは名ばかりで実は上司が部下を教育する場。
上司が様々な質問を浴びせ、本人に深く考えさせる。
時には緊張感を持たせ、切迫感をあおることもある。
(4)連絡型会議
→仕事の進捗や結果等、重要事項について、対面で情報を共有する。
単なる情報共有のケースもあるが、場合によっては、主従関係で、
主が従に対して進捗度合いなどを詰め寄るケースもある。
(5)本質問題発見・解決会議
→問題が発生した場合など多くの脳を使って問題を解決する。
時に緊急収集される場合がある。論理思考力が必要だ。
品質問題などが代表例である。
前述したように、各会社の各会議が適切かどうかは、ここでは
判定できないが、少なくとも世の中に上記のような会議が存在し、
今この瞬間も、日本全国で行われているということを知っている
だけでも、会議の主催、会議への参加の意義も少しは
見えてくるのではないだろうか。