- 下村 豊
- 株式会社CSプランナー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:新規事業・事業拡大
- 下村 豊
- (経営コンサルタント)
急激に業績を良くする方法、というか良くした方法を、皆様に明らかにしていきたいと思います。
私は「当たり前のことしかやってきていませんし、特別なことの指導もしていません。」
あまり期待しないで下さい。
まず初回は、「挨拶の徹底です。」
多くの経営者様は、そんなこと当然や。当社は出来ていると言われる方が、ほとんどだと思います。
私のこれまでの顧問先は、ルートセールス➕新規ユーザー訪問というパターンの会社が多かったのですが…。
はっきり言って、出来ている会社はゼロです。
社内出勤時の朝の挨拶、外出の挨拶、帰社の挨拶、退社時の挨拶の全てで出来ていません。
出勤時の朝の挨拶「おはようございます。」外出時の挨拶「行ってきます。」帰社時の挨拶「只今、帰りました。」退社時の挨拶「お先に失礼します。」
以上の言葉に対して、「おはようございます。」「行ってらっしゃい。」「おかえりなさい。」「ご苦労様でした(お疲れ様でした)。」を顔を見て出来ていません。
ということは、心にない言葉か、形骸化された言葉になっているのです。
もっと顕著なことで、取引先からの電話注文やFAX注文の確認に「注文をありがとうございます。」としっかり言えていると確認して言い切れる経営者様は何人おられるでしょうか。
当たり前のことだから出来ているだろう、という経営者様が多いはずです。
実は、ほとんど出来ていませんよ。
まずは、これを徹底することです。
私は製造販売のメーカー様が多かったので、工場の担当者にも、来客者に「いらっしゃいませ」「ありがとうございました。」を言うことを厳しく指導してきました。
工場はショールームというのが念頭にあります。
そして、客先訪問の営業には(工場が多かったので)、守衛さんから工場内ですれ違う人、受付の女性まで、「こんにちは」「ありがとうございました。」を言うように徹底していました。
なぜ、これで急激に業績を上げられるの?と疑問を持たれた方には、「貴方は、知らない人、初めての人から安心して物を買えますか?」というのを応えにしたいと考えます。
自分のこと、自分の会社のこと、さらに自分の会社の商品のことを知っている人が多ければ多いほど売れますよね。
そこに好感というプラスがあれば、なおさら。
だから、業績を上げるには、社内の挨拶が大切なのです。