かねてから問題視されてきた「未発電」、遂に当局のメスが入った - 太陽光発電・太陽熱温水器 - 専門家プロファイル

和上住電株式会社 代表取締役
大阪府
住宅設備コーディネーター
06-4808-8941
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:住宅設備

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

かねてから問題視されてきた「未発電」、遂に当局のメスが入った

- good

  1. 住宅・不動産
  2. 住宅設備
  3. 太陽光発電・太陽熱温水器

現在、産業用分野で太陽光発電の普及が進んでいます。その原動力となっているのが、固定額買取制度です。最初に決めた金額で20年間の電力買取を約束するというもので、これがあるからこそ「何年で元が取れる」「20年でこれだけの利益が出る」という目算が立ちやすくなり、事業として太陽光発電に算入する会社がたくさん登場したのです。

 

こうした動きの原動力になった制度自体は素晴らしいのですが、その制度を悪用した事例が多発したことが問題視されました。

それは「未発電」の問題です。

 

固定額での買取を国から認定されるということは、言わば太陽光発電で20年間利益を出せる一種の利権のようなものを手にしたことになります。

この認定を取得するためだけに太陽光発電業者を名乗り、認定を受けた権利をそのまま転売して儲ける会社や、もっと太陽光発電の設備が安くなるのを待ってから事業を開始して、より利益を大きくしようとする業者が続出したのです。

かねてからこのような業者が出てくるのではないかという指摘はあったのですが、何せ環境ビジネスはスピードが大事という一面もあるので、半ば見切り発車のようにスタートした部分がありました。

 

国は固定額買取の認定を与えた件数は、180万件に上ります。その中で、本当に発電事業を開始しているプロジェクトは何件あると思いますか?

未発電業者なんて一部のことというイメージがあるので、大半はすでに発電事業を開始していると思いがちですが、実数値を見ると何と70万件もの案件が未発電です。半分近くの案件が「利権目的」だったのどうかは分かりませんが、未発電が大きな問題になるのは納得です。

 

和上ホールディングスも産業用分野での太陽光発電の推進に力を入れています。規模が大きな発電設備を作ることはエネルギーの安定供給に役立つだけでなく、原子力発電所への依存度を下げたり、二酸化炭素の排出を減らすなどメリットが大きいので、今後も推進を続けていく所存です。

 

そんな折りに、このような未発電の問題が噴出するのは全くもって残念なことです。ついに当局のメスが入って悪質な業者については排除されることになりましたが、これでさらに大規模太陽光発電の案件がどんどん増えればいいのに、と思います。

 

 |  コラム一覧 | 

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(大阪府 / 住宅設備コーディネーター)
和上住電株式会社 代表取締役

太陽光発電とオール電化を追及するプロフェッショナル

私たちはオール電化・太陽光発電のご相談、お問合せを全国から頂いており、その数は年間1000件以上にもなります。業界の動向や評判、お悩みのひとつひとつにお答えできる情報を発信し、全てのご家庭、そして地球環境に貢献したいと考えています。

06-4808-8941
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

このコラムに類似したコラム

これから注目される新エネルギーの風力発電の手引き 石橋 大右 - 住宅設備コーディネーター(2016/11/30 17:59)

太陽光発電のチェックツールにドローンが活躍中 石橋 大右 - 住宅設備コーディネーター(2016/11/01 11:08)

ここまで来た!野立て太陽光発電の草刈りO&Mサービス 石橋 大右 - 住宅設備コーディネーター(2016/10/10 13:00)

浜松市に見る、電力地産地消の可能性 石橋 大右 - 住宅設備コーディネーター(2016/09/30 18:00)

シャープ買収後の太陽光発電市場を俯瞰してみると 石橋 大右 - 住宅設備コーディネーター(2016/09/22 17:42)