- 石川 智
- オフィス石川 代表
- 高知県
- ファイナンシャル・プランナー
対象:家計・ライフプラン
こんにちは、石川です。
私はファイナンシャルプランナーなんていう仕事をしています。
この仕事は金融の知識が幅広く求められるので、生命保険や相続、土地活用、成年後見制度、民事信託などのセミナーがあれば参加する事もあります。
また、障がい者支援や、生活困窮者支援もしているので、そんな事に関係ありそうな勉強会なんかあれば、一応お誘いに目を通します。
ただ、一日に、自宅外で、常識的な時間帯に、活動できる時間や、1ヵ月の中で仕事以外の日を選んで参加しようとすると、興味があるものに全て参加できるわけではありませんし、それ関連の本を読もうとしても、まぶたが落ちてきて(汗)、寝てしまうわけでして。。。
さらに最近は自己啓発も流行りときています。
皆さん、アマゾンで「自己啓発」って検索してみてください。
自己啓発本が5600冊を超えているんですよ。
さらに、私FBなんてやっているんですが、よくお友だちからイベントの案内がきます。
もちろん、専門分野の話や、FP関係の勉強会なんかの情報はありがたいんですが、ここでもよく「自己啓発」系の研修会や勉強会のお誘いがあるわけです。
でも先ほども言いましたが、それほど日々余った時間があるわけではなく、また、子どもと話したり、愛犬とじゃれたりする時間も欲しいわけでして。。。
そんな時思う事があります。
自分には、自己啓発の本や、自己啓発セミナーは、もう不要ではないの?
私も一応49年間生きてきました。
その中で、
悲しい事や嬉しいこと
俺って甘いなあって後悔したこと
一日中ぼーっとしないとおかしくなりそうだったこと
人を恨んでうらんで恨んだこと
悔しくて涙もでなかったこと
もう色んなことを十分体験してきたし、人と議論もしてきたわけです。
そしてそこから「何か」を学んできたんです。
もう、誰かのストーリーをただ聞くのはやめたいな、と思います。
「んじゃぁ、あなたはご自分の力で立派な人になってるんですね?」
なんて言われそうですが、逆にお聞きしたいのは
「あなたは、誰かの力や知恵を借りないと、自己啓発できないと思っているんですね?」
ということです。
あなたが生きてきた40年間は、きっとあなたの血となり肉となっているはずです。
しかし、それを自覚できない、または、その過去に価値を見出せないから、人の話をきいてみたい、というならば、提案があります。
毎日日記を書いてみてはどうででしょうか?
あなたのことを客観的にみてくれる仲間と、語り合える1時間をつくってみませんか?
あなたの家族の話を聞く時間をとってみませんか?
日記を書くことで、あなた毎日気付きを得ることができるかもしれませんし、仲間と話す事で、自分を客観的に見えることでしょうし、家族の話を聞くことで、日々の忙しさから何が一番大切かを再確認するかもしれません。
前出の3つの提案を投げ捨てて、自己啓発セミナーに参加している自分を想像してみてください。
あなたはそれで満足でしょうか?
あなたがそこまでして得ることって何でしょうか?
毎日の日常から、日々自己啓発しているという「あり方」が素敵だと私は思います。
それではまた、お会いしましょう!