成”幸”学の専門家「堀の中の死刑囚、堀の外の死刑囚」

『塀の中の死刑囚、塀の外の死刑囚』

大きな罪を犯した死刑囚は、

「何時（いつ）」死刑を執行されるか、

一切知らされないそうです。

突然、看守が訪れ、「○○・・」

「今日が執行日だ」と告げられるそうです。

ある死刑囚は、その突然の恐怖に暴れ、

全身が「あざだらけになった」そうです。

「ああ！！、恐ろしい！」という方もおられるでしょう。

しかし、私たちも「大したかわりはない」と思いませんか。

連日のようにニュースでは、

誰かの死が放送されています。

友人に車で連れ去られ、

埋められて亡くなった少女のニュースとか・・

アルプスの山に乗客を道連れに自殺をしたパイロットのニュース・・

そして、一昨日にはネパールで大地震が起き、

２４００人以上もの人が亡くなりました。

これらのニュースを見て、

私は他人事には思えないのです。

この少女は、友人に呼び掛けられて

殺されるなんて思ったでしょうか。

自分の乗った飛行機のパイロットが、

自分たちを道連れに自殺を計ると誰が思ったでしょうか。

自分の暮らしている家やビルが、

突然の揺れとともに崩壊し、

自分が生き埋めになるなんて考えていたでしょうか。

世界最高峰のエベレストで地震にあって死ぬなんて想像して

登頂に挑戦していた人がいたでしょうか。

事故死、突然死、災害死・・

私たちにだって、「今日・・」、或いは「今・・」

死神が訪れ、命を連れていかれることだって

「ある」のです。

そう考えると、私たちは、塀には入ってはいませんが

『塀の外の死刑囚』みたいなものです。

『死』は、いつ訪れるのか？分からないのです。

ですから、「今日」という日を・・、

「今」、この一瞬一瞬を・・

大切に、そして、楽しく生きなければと思います。

また、この「尊い命」が、両親によって・・、

ご先祖さまによって受継がれて

「今日」と云う日を迎えているのです。

そう思うと、このことがどれだけ有り難く、

どれだけ素晴らしいことなのかを知るでしょう。

ですから、朝、目覚めたら、天を仰いで

「今日」という日を迎えられたことに

「今日も素晴らしい一日を与えて頂き、ありがとうございます」と

感謝の言葉を発しましょう。

また、両親やご先祖さまには、

胸の前で手を合わせて

「今朝も元気に目覚めることができました」

「命をつないでくださって、ありがとうございました」と

感謝の気持ちを伝えましょう。

「言葉はちから」です。

「有り難い」、「ありがとう」と発する感謝の言葉で

今日という日を大切に、楽しく生きることを誓いましょう。

そして、今日という日を輝きの日とするでしょう。

その輝きの日々の積み重ねが充実の人生を築くことでしょう。

さあ！！、今日も、

「言葉のちから」を信じて、

明るく、元気に、

「有り難い」、「ありがとう」の感謝の言葉とともに

ウキウキ、ワクワク、思い切り楽しみましょう。

今日という日を輝きの一日としましょう。

そして、充実の人生を歩みましょう。

大丈夫！大丈夫！

あらゆる点で一層良くなる！

必ず良くなる！

良かった！良かった！

ツイてる！ツイてる！

ありがとう！

素晴らしい仲間達と

共に生き！！

共に歩み！！

共に成長しましょう！！

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