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- 岡本 興一
- ウィジット株式会社 代表取締役
- ITコンサルタント
それが、IT化を成功させ、ビジネスを飛躍させる秘訣であると述べてきました。
では、戦略にITを組み込むということは、具体的にどんなことが発生するのでしょうか？
これは、IT化に成功し、ビジネスを革新させた企業が口を揃えておっしゃっていることです。
既存の業務・組織にこだわるな
戦略的に取り組むということは、部分的な改善ではありません。
経営戦略として実行しなくてはならないことですから、時として組織の変更や、仕事のやり方そのものを大きく変えることが必用になります。
しかし、それに柔軟に対応することが、成功の重要条件であるのです
ITとは、使いこなすための「武器」であって、ただの「道具」です。
すぐに成果を出してくれる「助っ人」や「魔法の杖」ではないのです。
目的を明確にする
戦略を明確にしているのですから、ある程度はIT化の目的も明確であると言えるでしょう。
しかし、さらに、「このシステムは、○○を実現させ、○○という効果を得るために導入するのである。」と、システムの導入目的、期待効果を明確に設定するのです。
そうすることで、費用対効果を明確化することができ、投資判断が容易になるだけでなく、現場の取り組み方についても、様々な価値の基準、判断基準を明示することになり、様々な変革をスムースに進めることができる様になります。
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岡本興一
