MBA取得後のキャリアはこれでばっちり!転職攻略3つのヒント。 - 海外移住・海外転勤 - 専門家プロファイル

川尻 秀道
ラウンジグループ株式会社 代表取締役兼CEO
東京都
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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MBA取得後のキャリアはこれでばっちり!転職攻略3つのヒント。

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MBA留学を検討している方々の一番の心配事は、MBA取得後の転職では無いでしょうか。


私も多くの方々からMBA留学に関する相談を頂戴しておりますが、その多くはMBA取得後の転職についてです。

MBA留学の大きな目的は、その後のキャリアアップにつなげることになりますので、取得後の転職について心配するのは当然のことですよね。今回はそんなMBA留学後の転職を心配する方々のために、MBA取得後の転職攻略のヒントをご紹介します。


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◆MBA取得後のキャリアはこれでばっちり!転職攻略3つのヒント


ゆび矢印1.アウトサイダーとしての視点を失わない。

MBAを取得して新しい会社に転職した瞬間、あなたは社内で「生え抜き組」ではなく「転職組」
として見られることになります。

会社では「生え抜き組」と「転職組」とでは役割が異なります。「生え抜き組」は新卒から頭が白紙の状態で、社内教育を受け、会社に溶け込み、会社文化を共有し、同期と競争しつつ、高いパフォーマンスを上げていくことになります。

一方で「転職組」は、社内の人間としてではなく、アウトサイダーの人間としての目線で見ることが求められています。他の会社で働いたことがない「生え抜き組」には見ることができない視点を持っていることを中途採用した会社が知っているからです。

つまり、転職活動では、企業の採用担当者が求める「転職組」としての視点をもっていることを証明する必要があります。企業に送付するカバーレターや面接では、「自分はアウトサイダーとしての視点をもって、会社に貢献できる。」ということを思いっきりアピールしましょう。


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点矢印画像●「社内の人間が気付かないことに気付ける。」ことをアピールする。


転職経験のある人は感じたことがあるかもしれませんが、転職すると、社内の様々の人の言動が以前の会社とは違うと感じるはずです。そこで、思い切って会社の人間に対して様々な質問を投げ掛けてみることです。

「なぜ当社は、業績が良くないA商品を販売し続けているんですか?」

「なぜ当社は、会議がこんなに多いのでしょうか?」

「なぜ当社は、A国ではなく、B国から部品を輸入しているんですか?」


「転職組」は、「生え抜き組」が不思議に思ったこともない、鋭い視点からの質問を期待されており、またそれができるはずです。転職活動でカバーレターや面接では、この「転職組」としての視点を持ち続け、常に会社へ鋭い視点からの質問を投げ掛けることをアピールしましょう。


点矢印画像●「個人ネットワークを最大限に利用できる。」ことをアピールする。


「転職組」が持つ大きな武器は、以前の会社やMBAで培った人脈ネットワークといえるでしょう。これは決して「生え抜き組」が持つことができない強力なネットワークです。

特にこれが異なる業界のネットワークであった場合、会社に新しい風を吹かせることができます。「業界が違うから全く役に立たない。」と考える経営者もいるかもしれません。そう考えている社長が経営する会社は今後伸びていくか疑問です。イノベーティブなアイデアを生み出すブレインストーミングは、往々にして業界からかけ離れたところからヒントを得ることが多いためです。


あなたの転職先がもし異なる業界からの転職であるならば、前の業界の常識が新しい業界に持ち込むことができないか、考えてみて、積極的に会社へ提案できることをアピールしてはどうでしょうか。


ゆび矢印2.面接で即答するコツを知る。


パーティー飲み会などでビジネスの難しい話を振ったら、即答で素晴らしい答えが返ってきてこの人はなんてすごい人なんだ、と感心した事はありませんか?実はそういう人たちには、そのような質問に即答できるような習慣を持っているのです。

例えば、そのような人たちは、街を歩いてる時の広告記事を目にすると、「もし自分がこの広告主の社長だったら、どのようなマーケティング戦略にするか?」「自分だったらこの場所に広告を出すだろうか?または他の方法を探るだろうか」など。こういう事を考えて、頭の中でシュミレーションするのです。これを毎日毎日繰り返していくうちに、思考パターンがいくつか出来上がり、パーティーや飲み会の際に似たような質問が出たときに即答出来るのです。

決してその場で全てを頭の上中で考えて即答しているのでありません。大事な考えを必要な時に引き出せるように常に仕入れてため込んでいるのです。


転職での面接も同じです。常日頃から自分の価値向上のための学習を欠かさず、事業に関して会社に提案できるような答えを日頃から考える習慣をつけましょう。面接での以外な質問にも即答できるはずです。


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ゆび矢印3.そもそも自分に適したビジネススクールを選択しているか。

これは「当たり前だ。」と思われるかもしれませんが、多くの方の相談にのっていると、実は、そもそもビジネススクールをしっかりと選択していない人が多いんです。どういうことでしょうか?

先進国ではあらゆる商品、サービスに溢れ、顧客の選択権は様々になりました。ひとつの商品にとっても、様々な種類、メーカー、類似品があり、消費者はその中のひとつを購入することになります。しかしながら、人は選択肢が多いと人は選択をしなくなるのです。

どれも似たような商品に見えて、結局何を選んだらいいか分からない、

情報多寡で調査する時間がない、

などの心理状況になります。

たとえば、日本の2大航空会社は、JALとANAの2社です。この2社の路線、時間帯、サービスなどを比較検討して、自分がベターと思ったほうの会社を選択します。


しかし、これが美容院、歯医者、ラーメン屋さんなど街中に出れば多くの選択肢がある場合はどうでしょうか。サービス、技術、商品を比較検討し選択することを放棄し、「口コミ」「評判」など客観的な事実に基づいて決めてしまうのではないでしょうか。


ビジネススクールの選定もこれと同じになっていませんか?ビジネススクールの口コミ、評判、ランキングも選択する上で重要な要素ですが、それだけで選択するのではなく、将来の自分のキャリアを見据えたうえで、自分にとってベストなビジネススクールを選択するよう調査時間を惜しまないようにしましょう。そうすることで結果的に、あなたが必要としている能力、スキルを高めることができ、MBAホルダー、そしてビジネスマンとしての価値を向上させることができるのです。


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◆まとめ


MBA留学を検討している方々の多くの心配事は、その後の転職です。MBAホルダーとしての転職活動を成功させるためのヒントは以下の3つ。


赤やじるし1.アウトサイダーとしての視点を失わない。
赤やじるし2.面接で即答するコツを知る。
赤やじるし3.自分に適したビジネススクールを選択する。


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