賃貸マンションの地震保険について - コラム - 専門家プロファイル

柳 一幸
株式会社アライバル 
東京都
不動産業

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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賃貸マンションの地震保険について

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皆様こんにちは。
アライバルの柳です。

今回のコラムは地震保険について書きたいと思います。

賃貸マンションを契約する際には、
火災が起きた場合に備えて、必ず火災保険を契約します。

この火災保険は、建物にかかるものではなく、入居者の家財に損害が発生した場合に
保険金がおりる家財保険です。

この家財保険に加えて、地震保険の加入を検討される方も徐々に増えていますので、
賃貸マンションの地震保険について解説したいと思います。

まず、地震保険は単独では契約できず、必ず家財保険とセットで契約することになります。
家財保険とセットで契約するということは、家財保険と同じで、建物の損傷にかかるものではなく、
地震により、入居者の家財に損害が発生した場合に保険金がおります。
地震保険を契約していれば、
地震による直接的な家財の損害以外に、地震により発生した火災や津波による家財の損害も
保証の対象となります。

ただし、地震保険は、地震による損害の満額を保証するわけではなく、
家財保険の30%~50%の補償額で設定することになりますので、
例えば300万円の補償の家財保険とセットで加入する地震保険の補償額は
90万円~150万円で設定することになります。

地震保険の支払いの基準は、家財の損傷の状況を細かく認定して支払うわけではなく、
以下の3つの基準で支払われます。

・全損(家財の損害額が家財の時価額の80%以上)→支払われる保険金額の100%
・半損(家財の損害額が家財の時価額の30%以上80%未満)→支払われる保険金額の50%
・一部損(家財の損害額が家財の時価額の10%以上30%未満)→支払われる保険金額の5%

300万円の家財保険とセットで、地震保険の補償額150万円の場合、
半損であれば、75万円が支払われ、一部損であれば75,000円が支払われることになります。

お住まいになられる地域、物件の構造によって、地震保険の必要度も変わってくるかと思いますが、
上記を参考に地震保険を検討してみてください。

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