皆様は、何か生き甲斐を自分の人生にお持ちですか? (^^♪
それをする事で、自分が「健康」と感じられていらっしゃいますか?
そして、「健康」とは何だとお考えでしょう?《゚Д゚》???
ご自分の人生で、何を「生き甲斐」とされるか?というのは人様々で、その方が情熱を傾けられるものが「仕事」や「お金」、又は「家族」である方という方もいらっしゃるでしょうし、
スポーツや芸事などの「習い事」や「趣味」、又は「勉学」である場合もあるでしょうし、或いは「旅行」、或いは「恋愛」「ギャンブル」「食べる事」などという方も、いらっしゃるかもしれませんね?(笑)
この様に、世の中には様々な「生き甲斐」がありますが、それが必ずしも「健康」に繋がっていない場合もあります。
例えば何かに「依存」してしまう場合などは、それは「真の健康」とは言えないでしょう。《゚Д゚》!
勿論「生き甲斐」というものが、「健康」に繋がっているという形が理想形ではあるのですが、
只、人間というものは複雑怪奇!?(笑)な動物なので、「健康」というものは単に肉体からだけはでなく "精神面" からも得られている事を考慮に入れなければならないでしょう。
自分の生き甲斐が、例え身体には不健康でも、それをする事で精神面でのバランスを取っておられる方もいらっしゃるからです。
《゚Д゚》☆彡
そして世の中には、自分のする事に対して「自分の健康の為」などという事を、あまり考えない人種の方達もいらっしゃる事を、皆様はご存知ですか?
そう、それは「プロフェッショナル」と言われる方々の事を指します。☆彡
どの世界も「プロフェッショナル」の世界になりますと、例えばスポーツ選手などのアスリートやダンサー達などを観てみても、必ず怪我というものが付きものです。
プロの世界に入りますと、職業上「せねばならぬ」という責任も生まれ、長年する事によりどうしても蓄積される「偏った使い方」や「使い過ぎ」という、怪我に繋がる様なコンディションに否応無く晒されてしまうからです。(所謂、"職業病"というヤツですね)
それが「プロの世界」の宿命であるとも言えるでしょう。
(^^;
けれど、もし彼等が「健康の為」とか、「怪我に対しての恐怖心」などという事を先に考えているなら、それはプロフェッショナルにはなれないでしょうし、もしプロになれたとしても、一流にはなれないだろうと思います。
(; ̄O ̄)
彼等は「自分が好きだからやる」「やりたいからやる」「人に喜ばれるからする」「使命感からする」という様な動機が根にありますから、自分が「健康になろう」などという事には余り興味は無く、やる時には「無」になってやっている所があります。
☆彡
でも、だから人は彼等に心を揺す振られ、彼等を「美しい」と感じ、それが感動に繋がっている。
☆彡☆彡
強いてはそれが人々に生きるエネルギーを与えたりしていて、人々への心身共への健康に貢献したりという事にも繋がっているのです。
☆彡☆彡☆彡
そういう彼等は、やっている時に「怪我をしたらどうしよう!?」などと考えてはいないし、もし怪我をしても、それで自分のやっている事を「やめよう」とは思わないものです。
何故なら、それが彼等の「生き甲斐」だからです。
《゚Д゚》☆彡☆彡☆彡
この様に、その方のされておられるものが、社会に対しての「仕事」や「使命」になると、世の中には「生き甲斐」と「健康」が必ずしも両立しないケースというのは、もしかしたらザラにあるのではないでしょうか?
ですが、自分の情熱からそれを選んで「自己責任」でおやりになっている方は、そこから「心の充実」という健康を得ていたりするので、
その様に考えますと、「健康」という定義も、やはり「人それぞれ」という事になるのかもしれません。
_(_^_)_
これはダイエットとの「痩せたい」というものにも共通するのかもしれないですが、
世の中には「健康」という事ばかりに拘るあまりに「不健康」になっておられる方達というのも、良く目にするのですが、(笑)
そういう「健康になる事」ばかりに目が行ってしまう方達の落とし穴と言うか、一体「何の為に健康になるのか?」という事を見失っていらっしゃるのでは?という風に、私の目には映る方も正直いらっしゃいます。
(^^;;
又、世の中には、生まれつき「病弱な方」や、病気を持って生まれて来る方もいらっしゃいます。
先天的であれ、後天的であれ、その病気や怪我と一生付き合って生きて行かなければならない方達も、世の中には数え切れないほどいらっしゃる。
そういう方達は果たして「健康的に生きる」という事ができないという事なのでしょうか?
いいえ。
人生で大事なのは、現在どの様なコンディションであっても、その条件の中で、精一杯自分の生命力を輝かせながら、それぞれが「自分で納得する人生を行き切る事」であり、
それが人間のあるべき姿である「真に健康的な生き方」なのだと私は思います。
☆_(_☆_)_☆
人間は、どんなに気を付けていても、時に病気や怪我というものに遭遇する事があります。
自分の思っても見なかった結果を受ける事もあります。(^^;
でも、どの様な経験の中でも、例え肉体が病気であったとしても、寝たきりだとしても、「心の健康」は保つ事ができます。《゚Д゚》☆彡
私はそれが、どんな時も自分を救ってくれる、人生で本当に大事な「健康」の元なのではないかと思います。
反対から言えば、どんなに肉体が健康でも、もしその方の「心の健康」が損なわれているとしたら、その方は決して「健康」とは言えないと、私は思っております。
☆_(_☆_)_☆
太陽は美しい・・・♫ 生命力の塊です!(^^♪
普通、怪我などした場合は、その怪我を「治す事だけ」を考えて「痛みが取れるまで使わない」というのが治療=健康を取り戻すという発想になる訳ですが、
例えばアスリートやダンサーが怪我をした場合の「治す」という発想は、ちょっと違うのです。
(それは勿論、彼等がその怪我で、自分のやっているものをそこで止めようとは思わない場合ですが)
そういうプロフェッショナル達に必要な治療は「使いながら治す」というものが不可欠になります。
つまり「痛めた所を、強化して治す」という発想です。《゚Д゚》!!
私も経験があるので解るのですが、
彼等は、場合によっては「無理をして、怪我が完治しないまま、試合や舞台に出なければならない場合」などもあります。(フィギュアスケートの羽生結弦選手が、怪我を押してまで試合に臨んだ例などもそうですね?)
アスリートやダンサーは、筋肉は使っていないとすぐ衰えてしまう事や、例え怪我をしたとしても、休み過ぎてしまうと痛めていない別の場所の筋肉が衰えたりしますので、
それが今度はコンディションを戻す時に、逆に大変になる事を経験から熟知し、体感で知っています。
その為に、彼等には「使いながら治す」「使いながら強化する」という治療が不可欠になるのです。
怪我というものは端から見れば「不健康」なものかもしれませんが、アスリートに取っては、その経験からとても貴重な経験を自分に得る事ができ、それが精神面も肉体面も、更に強化させる事に繋がっているのだとしたら、
それも又素晴らしい「生きがいを感じられる、健康的な人生」と言えるのではないでしょうか?
《゚Д゚》☆彡☆彡☆彡
ちなみに羽生選手は、あの様な過酷なアクシデントが有ったにも関わらず、
彼は自分の意志でそれを見事に乗り越え、
そして見事にやり切ったという体験になったからこそ、
やり終えた時は、あの素晴らしい笑顔と感謝に包まれたのですね。
(^^ ♡
彼はあの怪我のお陰で、逆に「自分の凄さ」を知る事ができ、更に「自分を自分で尊敬できる」という貴重な経験ができたのではないでしょうか?☆彡
そしてあの若さで、「ここまで来れたのは、自分だけの力ではない」という謙虚さと感謝を知っているというのが、本当に私は素晴らしいと思います。
《゚Д゚》☆彡
現在の彼は、一人の人間として本当に素晴らしいお手本を見せてくれていますね!
インタビューなどを聞いても、一切言い訳を言わない「清さ」と「賢さ」を感じますし、
今時には珍しい、精神的にも大変成熟している立派な若者だと感じます♫ (海外に出て、外国人のコーチに付いてトレーニングしているというグローバルな環境も、彼を大人に成長させているのだと思います)
(^^ ☆彡☆彡☆彡
あれだけの精神を培えたのは、それだけ彼が、人から見えない所での大変な苦労と努力があった事の裏返しであり、精神的にも肉体的にも過酷な試練に立ち向かう力が有り、それを乗り越えて来たという事の証しでもあります。
《゚Д゚》☆彡
今の彼は「生き甲斐」に満ちて、キラキラと「健康的」に美しく輝いていますね♫
☆彡☆彡☆彡
これからは、今の精神を忘れる事なく、驕る事なく、慢心する事なく、彼がどこまで「更なる高みに挑戦し続けて行けるか?」が、とても楽しみです♫
(^^♪
このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年