昨日はここのQ&Aコーナーで、「更年期」に付いてアドバイスを差し上げる機会がございましたので、そこから今回は、私が「天の采配」と理解しているものに付いてのお話しを少し・・・。
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例えば、普段はどんなに人格者に見える方でも、ご自分の人生に「死」というものが近付くに伴い、
必ず「自分が思考で隠し続けてきたり、打ち消してしまっていた自分の本心」というものを、見させられる様になっているのではないかと、私は思っています。(^^;
でもそこに行く前に、自分が気付く方向に気持ちを向かわせるものの一つに、もしかしたら「更年期」というものがあるのではないか?と、思ったりするのです。《゚Д゚》☆彡
それまでは何も考えずに、当たり前の様に子育てや自分の仕事などに打ち込んで来られて、一生懸命ではありながらも、本当の意味で真摯に、誠実にご自分の本音と向き合う事をされずに、或る意味「無意識」なままに生きてしまわれると、
いつしかその生活の中で、ご自分の本当の思い(本音)を、ご自分の「思考」で、見て見ぬ振りをしたり、隠し続けたり、又は打ち消し続けている癖が無意識についてしまうのですが、
その自覚が無いままに生き続けて来ると、それがご自分の「第二の天性」の様になってしまう結果、
いつしか「思考で考える自分」が自分の本心と勘違いし、ご自分の本音に気付けなくなってしまわれる方というのは、実はとても多い様に私は感じます。( ; _ ; )
そうなられてしまうと、例えばアルツハイマーや病気などの症状などを通して、ご本人が無意識に自分の心の中に抑圧し、隠し続けて来られた本音を、外に出す様な働きが成されるのではないか?
つまり、自分が家族や他人の為に良かれと思い込んで来たものが、
実は自分でも気付かずに「自分の為」の利己的なものであったり、
「それが相手に善かれ」と思い込んでいただけの、勘違いからの間違った自己犠牲であった事に、頑固に気付けずにいると、
その自分の「思考(知識)」と「心(ハート)」のチグハグした矛盾から生じる、不安・苦しみ・怒り・悲しみ・落ち込みなどの被害者的感情を、自動的に "吐き出させる" という様な「図らい」が成されるのではないかと、私は感じるのです。
《゚Д゚》☆彡
そうまでして、死ぬ時に「プラス マイナス ゼロ」にさせられるのは、
私達があの世へ帰った時に、フラットな自分に戻る為の「天の采配 (愛)」なのではないかと、私は思います。
☆_(_☆_)_☆
ただ、その様に生きている内に「自分の本心」を見失う事無く、
「自分に正直である事 = 自分を大事にする事 = 周りの人間を、自分と同じ様に大事にする事に繋がる」
という真理に気付いて、日々を送る事の大切さは、
きっと或る程度の年齢が来ないと解らないものなのかもしれません。(^^;
エゴの強い私達人間は、「自分の本心に正直」である事と「エゴ」の見分けがとても難しいので、時に判断を誤る事も多い為、
きっと、各自の人生の プラス マイナス で、死ぬ時にチャラ(!?)になる様なバランスで、それぞれの最期を迎える様に采配されているのでしょう。《゚Д゚》☆彡☆彡☆彡
でも、だからこそ (それは、なかなかそれは大変な事ではありますが) 、
日頃から「生きている内に、自分のエゴに気付く事」の大事さが、私にはとても良く理解できます。
☆_(_☆_)_☆
さて、果たして皆様は、どの様にお感じになられますか? ☆彡
いつも、朝焼けや夕暮れには、地球や宇宙の壮大さを感じる私です♫
(^^♪
ちなみに、ここで皆様にお伝えする事は、勿論私自身にも言える事で、
いつも私はコラムを執筆しながら、自分にも言い聞かせている所があります。
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「自分の事は、自分で分かっている様で、実は一番解らない」というのが真実ですので、
人間稼業は例外無く、誰しもが大変なのでございます~~~ッ!?(笑)
_( _^_;)_
このコラムの執筆専門家
![大園 エリカ](https://d32372aj5dwogw.cloudfront.net/home/profile/front/html/img/professional/ll/1324488457.jpg)
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年