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オリックスが会計ソフトで有名な弥生を買収するとの報道がありました。
オリックスは先日1000円カットで有名なQBハウスを約100億円で売却しました。
ちなみに、買ったときは30億だったので3倍以上で売ったことになり、投資としては大成功でしょう。
今度は800億円ですからちょっとした買い物です。
弥生会計は、中小企業や個人事業主におなじみの会計ソフトで、その使いが手の良さで定評があります。
しかし、近年若い人を中心にクラウドを利用した安価な会計ソフトが人気で、徐々にシェアも下げていたところです。
弥生も今後はクラウドへ本格対応せざるを得ないでしょう。
オリックスは弥生の利用者である中小企業や個人事業主へのアプローチのきっかけができましたが、大企業や中堅企業とは勝手がだいぶ違うので当初は戸惑うでしょう。
弥生は、イントュイット、ライブドアなど株主が点々と代わってきましたが、利用者としては株主が誰であろうと今まで以上に使いやすく、便利になってくれれば、それだけでいいのです。
このコラムの執筆専門家
- 大黒たかのり
- （東京都 / 税理士）
- 大手町会計事務所 代表税理士
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