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下村 豊
株式会社CSプランナー 代表取締役
経営コンサルタント
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私が営業をやり始めた時、お客様と政治と野球の贔屓チームの話をしないように言われていました。
当然ですが、差別用語や身体的欠陥についても細心の注意をはらうように言われていました。
そこには、相手の心象を悪くしないという考え方があります。
気遣いやおもてなしには、底流にそういった捉え方があるのではないでしょうか。
それが、最近の営業にはなくなったように思えます。
というか、そもそも人付き合いになくなったのではないでしょうか。
今日の相手の様子を見て、機嫌が良さそうか、それとも悪そうか?
そんなことに構わず、やり取りをしているような…。
果ては、自分が言った言葉で相手の気分を害しているのに気づかないのです。
それは、若い人に限りません。
もう、60近い人、40年近く営業をやってきた人にも見られます。
そうなった根本的な理由は、「相手の言うことを聞かない、いや聞けなくなった。」ことにあるのではないか。
「おっしゃる通りです。実は私も…。」なんていう話法を使っている人、見かけなくなったと思いませんか。