一番のり戦略の功罪、光と影 #5 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

山藤 惠三
有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
東京都
クリエイティブディレクター

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閲覧数順 2016年12月09日更新

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一番のり戦略の功罪、光と影 #5

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ベンチャー経営術、イマ〜戦略系。 ブランドに仕組まれた罪
9月に入り、少しずつ秋の気配が感じられます。
東京丸の内地区にてアートイベント「カウパレード2008」が開催されます。
私もクリエイティブ・ディレクターとして参加しています。見に来てくださいね。

こんにちは、山藤(サンドウ)です。

一番乗り戦略の功罪、光と影のシリーズです。
企業の戦略論は1つの答えだけではなく、イロイロな回答があるのが悩ましいところです。

その中で、一冊を紹介します。

戦略のパラドックス/マイケルEレイナー



戦略論を野球にたとえると、
バッターは、大振りするホームランバッターと、
バットを振らずに、フォアボールをねらうバッターに分かれます。


大振りバッターは、ホームランを打つものと、
空振り三振に終わるものに分かれます。

翌日のスポーツ新聞では、
ホームランバッターをヒーローに、
三振バッターを悪者のように扱いますが、
その違いは紙一重で、単なる運だけなのです。

このたとえ話によると、
ホームランを狙うなら、山を張ってバットを大きく振りぬくしかありません、
しかし、その行為は、三振に終わる可能性もとても高いものになります。

前者の、
ホームラン型バッターが企業で言えば「ソニー」です。
ベータマックス、ウォークマン、MDと、三打席連続三振に結果的には終わったですが、
戦略自体で考えれば、それは決して間違っていなかったことになるのです。

ソニーの戦略論は、正しかったということです。



バットを振らずに、フォアボール・バッターの場合を考えて見ましょう。

こちらは、とにかくバットを短く握り、当てにことは日本企業の主力を現しており、
日本の多くの企業群がここにいます。
ある意味、戦略論としては再検討しなければなりません、
企業としての基本的な用件、戦略論を考える必要があります。

この、ホームランバッターとフォアボール・バッターのパラドックスを解決して、
新しい企業を創造してゆくには、
経営者は自ら戦略を立ててはいけないという主張を著者は述べています。

イロイロと考えさせられる視点がたくさんあるような気がしました。

企業は、ホームランバッターのような戦略部門と、フォアボール・バッターのような、
企画部門、R&D部門の活用が時として大変重要な要素を持ってくるのです。

あなたの会社の企業戦略論は何ですか?


参考資料:戦略のパラドックス、マイケル・E・レイナー
日経新聞、2008/03/30 

カウパレード カウパレード2008