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舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:ダイエット

佐久間 健一
佐久間 健一
(ボディメイクトレーナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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私が昔から自分に心がけている事の一つに、できるだけ自分に取って「自然体で生きたい」という事があります。☆彡

 

人は皆、幼い頃には「自然体」であったはずなのですが、年齢を重ねる程に難しくなって行くのが、この「自然体で生きる」というものなのではないかと思います。_(_^_)_

社会の中で生きる内に、段々自分らしさを表に出せなくなるのは、ありのままの自分を出すと親などの大人に叱られたり、周りから浮き始める自分を感じて、「周りが望む様な自分」で生き始めるからなのでしょうか?

 

 

勿論大人と子供は違うので、「自然体」という定義も変わって来るのですが、特にこの「自然体で生きる」というのは、多くの日本人の方には "苦手な生き方" の様に、私の目には映ります。《゚Д゚》!?

 

 

私は若い時から感じた事の一つに、「自分は外国人の方といる方が "自分らしくなれる" 」というのがありました。

それは何から来たのかというのは、今はとても良く理解できるのですが、若い当時はそれが何から来るのか、良く解りませんでした。《゚Д゚》???

 

 

それはやはり環境や文化の違いから来るものなのだと痛切に感じたのですが、外国の方の方が精神的に大人に育てられている事や、コンプレックスが日本人ほど酷くない方が多いので、価値観は日本と真逆になる事も多いのです。

つまり「周りの目を気にして、周りに合わせる」「人の指示を待つ」という様な主体性の無さは、自分を持たない不可解な人間、「何を考えているのか分からない、信用できない人」として受け取られてしまうのですね。

(; ̄O ̄)

 

 

とにかく若い頃の私は、特に日本人の中で過ごすと何故かギクシャクしてしまう自分がいて、とても息苦しく感じてしまう事も多かったのですが、外国の方といる時はとても自分らしい呼吸ができて、とてもリラックスできる伸び伸びとした「自然体」の自分がいたのです。☆彡

 

そこから私は「自分」というものを見つめ直しました。《゚Д゚》☆彡

 

 

そんな経験から私は、日本人というのは経済的には自立できている大人でも、精神的には日本人独特の「甘えの構造を持つ文化」「赤ちゃん文化」の中で育った "自己責任の無い=責任転嫁の天才の面を持つ日本人" という方が大変多いという、日本という国の一面を深く理解したのです。(^^;

人はその中にどっぷりと浸かっていると、気付かないし見えては来ないものですが、一歩外に出て「日本人」というものを客観的に眺めてみると、視えて来る事であろうと思います。

 

 

人の目ばかりを気にする様に育てられている内に、いつの間にか「自分らしさ」を奪われて「優等生」という無個性ロボットになって行く。

そこから「責任転嫁」というものが生まれていると言っても宜しいでしょう。

それが今の多くの日本人の持つ一面であるという事は、否めない事実でもあります。_(_^_)_

 

 

そんな中では、この自由過ぎる(!? 笑) 私が窮屈に感じギクシャクしたのは当然で、でもそこに気付けてからは、私は日本の中でも「自分らしさ」というものを失わずに生きて来れました。

(本当の自由とは、場所や人などに左右されないものであるはずですからね)

 

 

そういう経験を持つ、今の私が心がける大人の「自然体」とは、自分の信念である芯はキチンと持ちながらも、その時のバランスで臨機応変に対応できるしなやかさを持つ事です。

それと同時に、

 

「自分を大事にする事」(=自分を大事にできない人は、他人を大事に思う事はできません)

「今までの慣例に囚われない、自分の自由な発想を怖がらない事」

「自分を含めた "全体" を把握する、俯瞰でものを観る眼を持つ事」

 

などを、常に忘れないで生きる事です。

 

この中で一番難しいのが「全体を観る」という所になりますが、これは自分が成長して行く毎に、その視野の規模が変化して参りますから、バランスも判断もその時その時で、変化して行くという事になりますね。

 

 

この「変化して行く」のが自然である、それが人間の成長でもあるのでしょう。《゚Д゚》☆彡

 

 

どんな時にも何にも左右されないものが「この世の真理」というものなので、それを深く理解し、それを自分の根に持ち、それを生きる指針にできたら、

人は自然に肩の力の抜けた「あるがままで完璧」という、超自然体に近付けるのではないかと、私は思っております。

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

 

 

 

先日の台風一過の空。

台風の後の空は、とても清々しい爽快感がありますね~♫ (^^♪

 

 

 

 

 

 

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舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

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長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年