量と質 - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:ダイエット

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前回のコラムでは、外からの評価だけをご自分の価値基準にすると、心を病んで行くというお話しをさせて頂きました。_(_^_)_ 

 

世間の評価というものを重視しますと、大体それは「数が多いものを良しとする」という価値基準になって参りますけれど、そこで多くの方が見落とされがちなものがあります。

 

 

それは「 "質" の善し悪し」という視点です。《゚Д゚》☆彡

 

 

本当に質の高いものというのは、実は数はそんなに多くないものです。

ですので、数(量)の多さと、質の良さというのは必ずしも一致せず、むしろ反比例して行く場合が殆どと言っても過言ではないかもしれません。《゚Д゚》!

 

 

資本主義の国というのは、人間の金銭欲=物欲主義が刺激され、ビジネスというものが優位になりますから、どうしても数というものを重視する傾向にあります。

例を挙げれば、テレビにしてもビジネスにしても、とにかく視聴率や売上げ等の数字の成績を上げる事に重きが置かれる結果、質の善し悪しは二の次になり、良質なものがあまり作られない傾向が一部にあるのは否めませんね?

 

 

その様な中で、"質の良さ" を維持するには、或る所では「質の維持の為に妥協しない」という信念や意志の強さが必要になって参りますが、私欲のある人間はつい目先の事に捕われて、これがなかなか難しいのですね~。(^^;

 

最初は良質であったものでも、始める内にそのジレンマにぶち当たり、なかなかそれを貫けずに悩む経営者というものを (規模の大小に関わらず) 、私はいつも感じて参りましたし、それは実際、私の様に子供達を教える教師という立場の者達の悩みでもあるのです。( ; _ ; )

(バレエ教師達が集うと、必ずそういう悩みのお話しになるのが常ですし、又、義務教育などに携わる教師達からも同じ声が聞こえて参ります)

 

 

今の日本の教育システムというものを観ましても、教育とは言い難い「ビジネス化」という事が先行していて、「生徒はお客様」的な感覚が、教育を受ける側の意識は勿論、果ては教育に携わる学校と教師まで陥っている光景を良く目にする様になりました。

つまり教育現場(お稽古事含む)に、人を育てるという本物の教育システムが失われ、本当の意味での "教師" と呼べる方も殆どいなくなってしまったのです!(・□・;) 

 

 

反対から見れば、「自分さえ良ければ」という自己中心的な人間が多い環境の中で、ビジネスを成功させるには、そうなって当然でしょう。

何とも情けない事ですが、今の日本のビジネス化してしまった教育産業(!?)の氾濫で、教育現場で実際行われている事は、「人格を育てる」という本当の教育からは、かなりかけ離れたものになっている現実があります。 (-  -;)

 

 

どの時代にも「本物の方」というのはいらっしゃるものですが、人に限らず「良質な本物」というものは数が少なく、又この様な世の中では、そういうものを見分けて感じ取る感性が皆鈍っていますから、その様な本物の教育者の方達というのは、本当にご苦労なさっていると思います。( ; _ ; )

 

 

いつの時代でも、この様に人間の質が低下し落ちて来るのは、ビジネス化が極端に進んだ結果、多くの人間が安易な方へ傾き、質よりも数字(人数=儲け)に重きを置く様になるからでしょう。

"心" というものを蔑ろにする、「今、儲かれば良い」「今、得すれば良い」的、物欲主義の大人達が、こういう社会を生み育てていると言っても過言ではありません。

 

 

心ある大人達は皆、気づいているし感じている事なのですが、今は「質よりも量」に走る大人達の数が多いので、本当に難しい問題だと感じております。_(_^_)_

 

 

 

          

 

      (先日撮れた写真ですが、雲がこの様に青く写るのは、何か珍しいと思いました♫)

 

 

 

 

 

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カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年