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対象:人材育成

中沢 努
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2016年12月08日更新

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5分でわかる部下のメンタルヘルスケア

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コミュニケーション メンタルケア
先日、日本の人事部サイトにて「職場におけるメンタルヘルス」アンケート結果が発表された。
(下記リンク参照)
日本の人事部

これだけ、職場ストレスで悩んでいるワーカーや企業が多い中でも、なかなか
その対策が進んでいないのが実情だ。しかし、嘆いていても日々そのリスクは
低減する様相はない。となれば、現場の管理職がリスク回避のためにも、
また、部下のためにもメンタルケアのスキルを独自に見つけることが必要となる。

メンタルヘルスの問題が浮き彫りに



もはやいうまでもなく、日本企業のいたるところで、メンタルヘルスの問題が
浮き彫りになっている。そしてメンタルヘルス研修も日本中のいたるところで
実施されている。

ところが、そのメンタルヘルス研修を実施する際によく出る質問がある。
管理職向けの研修で、「部下の変化に気づくには、どうしたら良いですか?」
と聞かれる。すると講師として次のように答えざるを得ない

「毎日、よく部下を見て下さい」と。実際、それ以外に回答はないのだ。



無論、会社の取り組みとして定期的にアンケートなどでストレス測定するという
方法もあるが、実際に取り組んでいる企業は少ない。

となれば、会社に頼る前に管理職自身が「目利き」の力を持つほか方法はないのだ。

そこで、メンタルヘルスのポイントして2つに分けてお話したい。
1) 従業員のメンタルダウンの【予防】
2) メンタルダウンした場合の上司としての【対処】だ。

誰でも心にストレスを格納するコップを持っている



まずは前提として、管理者が理解しておかなければならないこととして、
「あなたも含めて誰しもが重度か軽度かは別にして、「うつ病」などの心の病を
発病する可能性を持っている」ということを覚えておいてほしい。

どのような人でも、心にストレスを入れるコップを持っている。
そのコップのサイズは、確かに人によって大小様々/b>である。
通常は、水が満タンになってあふれ出る前に底に穴を開けて定期的に水を放水する。
これが、ストレスコーピング(ストレス対応力)だ。
俗に言うストレス発散ともいえる。

しかし、どんなサイズの人でも、そのコップの中に満タンに水が注がれ、
それでもさらに注がれ続ければ、いつかは必ずコップの水はあふれ出てしまう。

例えば精神障害には、様々な要因があり、それだけでも内因性、外因性、心因性に
分けれさらにその発生原因は、遺伝要因から環境要因までさまざまである。

どんな人でもその要因が集中豪雨のように降り注げば、心の病になる可能性を
持っているのだ。したがって、「心の病」は特別なものではなく、いつでもどこでも
発生しうる問題であることを管理者として理解しておこう。

できてるようで、出てきていないWW(ワーカーウォッチング)



今回は、まずは【予防】について考えていきたい。
この【予防】に関してのポイントは、いかに早期発見を出来るかである。

実は、以外にみなさんは部下のことを見ていない。

部下は通常複数名持っている。少ない人でも2〜3人。
多い人なら30人、50人を持っているだろう。
管理職とて、自分の仕事をしならが大勢の部下を見るなんて
不可能と思われるだろう。

さらに、今はPCで作業をする時代。
”PCの画面を見ている時間”と”部下の顔を見たり声を聴いている時間”と、
どちらが1日の時間で長いだろうか?

おそらく、比べ物にならないほどPCの画面を見ている時間のほうが長いの
ではないだろうか?

確かに人数が多い場合には、分担する必要があるが、
通常10人以下であれあ管理職は以下の【早期発見】のポイントを
管理職自身が実行すべきである。

部下との日常において以下の点について管理職や先輩はぜひ以下のアクションを
実行してほしい。

〜早期発見のポイント〜

LEVEL0 【こうなったら要注意】
・予定休暇ではなく朝の電話で当日休暇を取り出した。
・以前は素早くできた作業に、極端に時間がかかるようになった。
・以前はミスが少なかったが、最近ミスが多くなった。
・明るくなったり、暗くなったり極端になった。
・個人業績が思わしくない。
・厳しい得意先の担当になった。

LEVEL1【毎日必ずやること】WW(ワーカーウォッチング)
(毎日オフィスを歩き+自分のデスクから)
・部下の電話に聞き耳を立てる。
・部下の表情を1人1分みる。
・部下の机上をチェックする。

LEVEL2【時々やること】WW(ワーカーウォッチング)
・声をかけてみる。
・雑談をする。
・ランチに誘う
・夕食に誘う

LEVEL3【相手を見て可能ならぜひやりたいこと】
・ホームパーティに誘う
・スポーツ観戦(野球・サッカー、スケート)に誘う
・その他仕事以外の時間を共有する。
  ・このようなレクリエーションが嫌いな部下もいるので注意。

繰り返しになるが、あくまでも平常時の早期発見方法として管理職がやるべき
行動だ。メンタルダウンしている部下をホームパーティなどに無理やり誘うのは、
むしろ逆効果になってしまう。

そしてこれら早期発見のポイントで重要なことがある。

点で判断するのではなく、線で判断することだ。


そのためにも、毎日のようにチェックをしていないと
変化に気づかない。これが重要なのだ。

そして、次は部下のメンタルダウンに気づいたときの【対処】。
上記LEVEL0から3までの中で部下を見て「ひょっとしたら落ち込んでいるかな?!」と
思ったら。。。次回のコラムで!

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