芸術を理解する能力 ① - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
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芸術を理解する能力 ①

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ここの所「右脳 (感性) と 左脳 (知識)」のお話しや、「頭と心は違う」というお話しが続きました。

 

そこで今回は、多くの日本人の方が「分からない」と仰る "芸術" を理解するのに必要な「心の目 = 感性の眼」について、私の眼から観えるお話しを致しましょう。(^^✿

 

 

 

 

日本の皆様の中には、口には出さないけれど「実は芸術というものが良く分からない」と思われていらっしゃる方は結構多いのでは?と私はお見受け致します。

 

中には虚勢を張って、「理解したフリをされる方」も時々お見かけ致しますが(!?) 、分からないものは分からないとして素直な方の方が、実は芸術を理解する脳に近いのでございます!?  (^^ゞ

 

何故かと言いますと、それはご自分の心に嘘をつかず、ご自分が「分からない」ということが「分かっている」という事ですから、それだけご自分の心をちゃんと "観ている・感じている" という事なのですね。(※ここ、結構重要ポイントかもしれません)

 

そういう "眼" が芸術を理解するのには不可欠になって来るのです。

 

 

 

 

そもそも芸術などというものは、そんなに難しくお考えになる必要は無く、それぞれにその方の感性でお感じになってご覧になれば良いのですね。

 

日本の方は「芸術」と言うと、変に身構えてしまわれたり、逆にお高く留まられる方がおられたり致しますが、裏を返せばそれだけまだ「特別なもの」とされていて、生活や文化の中に自然に根付いていないという事でもあります。

 

 

 

芸術は、皆さんのごく普通の日常の生活の中にも自然にあります!

ただそれに気づける方と、そうでない方がおられるだけです。

 

 

ではどうしたら、それに気づける様になるのか?

それは、日頃いかに "感性=心の眼" を起こして生活されておられるか?というのが大きいです。

 

 

では "感性の眼" とは何でしょう?

これはご自分の中の "感覚" なのですが、これを感じる事が難しくなっておられる方が、特に日本の方に多いのは何故かと言うと・・・

 

 

この所の私のコラムでお話しして参りました日本の文化、つまり「他人の目を気にし過ぎる」習慣から、"ご自分の中の感覚を観る" という事が疎かになっているからなのです。

 

 

日本人は「お子ちゃま文化の甘え体質」と言われる様に「人から嫌われない様に」自分を押し殺していたり、

「人と同じでないと安心できない」という自信の無さから来るコンプレックスから「人に合わせてしまう」という体質が(多くの方には自覚無く)非常に根強く文化の中にあります。

 

 

この「人と違う事を怖れる」という事が、ご自分の心の眼(=感性)を塞いでしまっておられるのですね。

 

 

「人と意見が違う」というだけで「相手から拒否された様に感じてしまう」「自分が変だと思われたくない」などの心理が、無意識に働いてしまう多くの日本の方達を見ていると、

やはり「他人に良く思われたい」「他人の評価が自分の評価」という、裏を返せば他人に依存する「お子ちゃま体質の甘え文化」と言われても仕方ないかもしれません。

 

 

ですので「周りが自分をどう思うか?」ではなく「自分がそれをどう思うか?」という主体性を持たれる事が「芸術を理解する感性を持つ事」 =「心の眼を起こす事」に繋がって行くのですね。

 

 

これは、いつも私がコラムでお伝えしている事に繋がって参りますでしょう?

つまり「自主性・自発性・自己責任」というものを主体とする感性、これが「芸術を理解する能力」になるのです。

 

 

でもそれだけでは芸術を理解するには足りません。

実はもう一つ、大きな重要ポイントがあるのです。

 

 

では次回のコラムで、そのポイントについて触れてみようと思います。

 

 

(次回へ続きます)

 

 

 

 

  「真珠の首飾りの少女」(マウリッツハイス美術館)

 

   ヨハネス フェルメール (1632ー1675)

 

 

 

 

 

 

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舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

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長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年