今回のメッセージは、昨年私がネットサーフィンしていた時にたまたま目に入り、とても印象に残ったものです。☆彡
故に、どなたのものなのかは分からないのですが(多分外国の方だと思います)、素敵な内容だけはしっかり覚えているので、私流の言葉の表現になってしまうと思いますが、お伝えしようと思います。
マザーテレサは亡くなる時、自分には天使が迎えに来ると信じていた。
けれど、彼女を迎えに来たのは悪魔だったので、
彼女はとてもショックを受けた。
彼女はその悪魔を拒否しようと思ったが、
その時、彼女は生前に自分がして来た事を思い出した。
そして、その悪魔を受け入れ抱きしめた時、
神は、彼女を天に召された。
このメッセージからは、私が「この世は2元的思考がお好き !?」のコラムでお伝えした、東洋的思想を感じる事ができます。《゚Д゚》♡
「好きと嫌い」 「善と悪」 「陰と陽」 等々・・・
自分の心の中の "闇" の部分に、自ら光を当てる(気づく)事の大事さを、このメッセージは伝えてくれていますね。
相手の中に見えるものは、実は相手ではなく、相手を通して " 自分の心の中を映し出しているのだ " という、深い深いものの観方ですね。
それを理解して、私達が自分の心の中の汚れを自分で削ぎ落とし、心をクリアにして行く事が大事で、
そうして心が限りなく透明に近づいて行くと、そういう方は、相手に取っての "映し鏡" という存在なるという役割りを担うのだそうです。《゚Д゚》!!
そういう存在の方達というのは、ご本人は何もしないでそこに存在するだけなのに、人から妙に恐がられたりもするのですね~。(^^;
ご自分の中に陰(ネガティブ)の部分が強い方ほど、そういう方の前に行くと、ご自分の陰の部分を相手を鏡としてご自身で見てしまうので、相手が怖いと感じてしまうカラクリの様です。
本当はそれは相手が自分を怖がらせているのではなく、「ご自分の中にある心の闇を、ご自身で見ているに過ぎない」のだそうですが、なかなかそこに気づける方というのは少ない様ですね~。(^^ゞ
ちなみに私は最近触れる機会のあった、日本に太古から伝わる古神道の「内在神」という思想が大好きです♫
それは「人間というのは元々皆、神から生まれているので、神と同じものが全ての人間の心の中に宿っている」という思想ですね。《゚Д゚》☆彡
そしてその神様から一番遠ざかってしまうのが、心の穢れ(利己的な思い、怒りや怨み、劣等感や卑下、そこから来る嫉妬心や無関心などの 冷たく暗い心)らしいのです。
ですので「ご自分で付けてしまったその心の穢れを、ご自分で削ぎ落として、元々の神様に帰って行きましょう!」という、とても希望に満ちた明るいものの捉え方ですね。(^^♪
ご自分も神の一人な訳ですから、「それぞれが自立して取り組める」というのが素敵だなぁ!と思います。
世の中には "宗教" というものがありますが、私はどうも「人の説く宗教」というものが肌に馴染みません。
これは私が個人的に感じている事なのですが・・・。
「人の説く宗教」というものに、何故か心が暗くなるものが多いのは、元々は純粋であったオリジナルの教えの中に混じる、それを伝える人間側の欲心などの "心の穢れ" の部分を、私が感じ取ってしまうからなのでしょうね~。
どの宗教も長い年月を経る間に、それを伝える人間が介入した分(その中には、宗教を政治的に利用する為に、教義が歪められたりしているというのは良くあるお話し)、元々のオリジナルの教えから遠ざかり、全く違うものになってしまっているものが非常に多いというのを感じる私なのです。
宗教というものの多くは、その教えの源であるご本人が作った訳ではなく、後世に残った者達の解釈によって作られた教えになっているものが多いというのも、又事実ですね。
・・・と、これは余談でございました♫
あくまでも、個人的な意見という事で・・・。_(_^_)_
人はそれぞれ、ご自分の階段の上がり方というものがございますし、道順もそれぞれオリジナルで自由であるべきですからね~。
自分も含めて、今の自分が興味を持つものが、その時に自分に必要な学びという事だと思います!(^^♪
人は皆、個性の違う神様ですから・・・!? (笑)
☆_(_☆_)_☆
カルロ・ドルチ(1616ー1686)
このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年