「ライフワークバランス」という落とし穴・・その4 - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

再木 奈生
ヒューマンリクリエイト 代表
研修講師

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対象:人材育成

中沢 努
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2016年12月03日更新

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「ライフワークバランス」という落とし穴・・その4

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言葉の持つ力 ワークライフバランス
このご夫婦の話は、大きく二つのことを教えてくれていると思います。

一つには「言い方」ですね。

彼が自分がしんどい思いをしていることや

彼女に対して(こうして欲しいと願っている)

という事を素直に伝えられたら・・。

話は、きっとこじれなかったと思います。

(自分の都合でこういうふうに感じるのもどうかと思っている)

と、いったことも含めて。



もしかしたら、すれ違いが多くて、こうしたことを

スッと、お互いに言えない状況であったのかもしれませんね。

そうであれば、それこそ彼の持ち出した、彼女に対しての

「ライフワークバランスが悪いんじゃないか」という言葉は

彼が、彼自身に問う言葉であったのかもしれませし

彼女にそう言ってしまったのは、彼自身の葛藤の裏返しだったのでしょう。



まったく彼女自身もその

「ライフワークバランスが悪い」と言われたことに

ムッときた訳ですから、それさえなければ彼のしんどさや思いに

寄り添うことができたのだと思います。

(彼にその一言を謝ってもらって、その後の話し合いはスムースでしたから)



そして「ライフワークバランス」という言葉への誤解です。


ライフワークバランスがどう取れていることが

自分自身にとって、いい事(自分の望むこと)なのか。


そこを考えずに「バランスが取れていることが大事・その為には」という

一般論から考えてしまうと、このご夫婦のように

いろんな誤解が生まれてきてしまう気がします。



「ライフワークバランス」という言葉は

「バランスよく。そのバランスはこうあるべき」

といったものではなくて

(私にとってバランスがいいということは?)

(自分が望むようなバランスをとるには?)

と、一人ひとりに投げかけられるもの。


自分が生きやすくなる、あるいは

自分の生き方とは?という事を振り返るための

とてもいい材料だと思うのです。

そして、例え夫婦であっても異なる個人の為のもの!です。




どうか「ライフワークバランスはこうあるべき」という

一般論に落とし込むことなく、個人こじんのものとして

まず、自分に投げかけてみませんか。



そのバランス度合い?は一人ひとりみんな違います。

その個人のライフワークバランスを持ち寄って

夫婦、家族、職場、社会、と集合体で考えていたけたらいいですね。



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ヒューマンリクリエイト 再木 奈生