明日の産業カウンセラーのみなさんへ

こんにちは。

産業カウンセラーの萌ちゃん先生です

今日は、一日部屋の中で

研修の資料作りをしていました。

煮詰まって、

甘いものばかり食べたくなりました。

資料の一つは、

大学教職員向けの

キャンパスハラスメント研修。

先生も学生とのコミュニケーションに

悩んでいらっしゃる様子

専門分野の指導だけでなく、

伝わるコミュニケーションのトレーニングも

必須なのです。

もう一つは、

今年度の産業カウンセラー養成講座の

理論講座資料

私は、

『職場のメンタルヘルス』科目の

講義を担当しています。

勿論、テキストに沿った内容ですが、

現場のことを少しでも多く伝えたいな・・・

と力が入ります。

資料内の

平成25年度自殺者のデータを更新しました。

昨年に引き続き、

ほんの少しですが減ってきているのは

（まだまだ多い現実はありますが）

メンタルヘルス対策が進んでいるのかなと

少し希望を感じています。

現場では、

死にたいという方や

自殺未遂をした方と

面談することがあります。

どちらの方の場合も

生きているからこそ

私と話をしています。

相談にいらして下さるということは、

生きる希望を見出したいという

思いがあるからだと信じています。

産業カウンセラーには、

命を守る役割もあるのです。

第一は、

プリベンションといわれる

自殺の予防

第二は、

インターベンションといわれる

危機への介入

第三は、

ポストベンションといわれる

自殺が起こった後の

家族や職場の同僚等のケア

どのケアも、とても大切ですが、

やはり一番力を入れたいのは

【予防】

です。

ひとたび、ことが起これば

取り返しがつきません。

そして、周りの方々にも

何倍も何十倍も負荷がかかります。

メンタルヘルス研修が

メジャーになってきているとはいえ

まだまだ取り組んでいるところは、

限られています。

何でもない時こそ予防が必要です。

風邪予防のためにうがいをするのと同じく

自殺予防のためにメンタルマネジメントの導入を！

気軽に

安心して

いつでも

利用できる開かれた相談室を！

明日の産業カウンセラーを目指す方々に

是非伝えたい思いです。

萌ちゃん先生でした

Ⅱ11・12