思い切ってハワイ親子留学行ってみたら…息子の変化(現地編) - 海外留学・ホームステイ - 専門家プロファイル

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大澤 眞知子
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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思い切ってハワイ親子留学行ってみたら…息子の変化(現地編)

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毎年この季節=ゴールデンウィークが明けると、常夏のハワイがぐんと近づく気がします。

今夏、ハワイ親子留学へ出発なさる方は今まさに準備の最終章を迎えていらっしゃるのではないでしょうか。

 

これまでハワイ親子留学へ向かう動機、決断から出発、現地での初体験についてあれこれお話して参りました。

 

今回は当時3歳から4歳になったばかりの息子の成長にフォーカスします。

 

息子の英語学習歴。

ハワイ親子留学へ行く事を決めてから英会話スクールで1週間に1度の外国人講師による英会話のレッスンを始めました。

それ以前は英語音楽のかけ流しや幼児向けのDVDなどを楽しんでいました。

もちろん、私自身も英語教育にとても興味がありましたのでベビー用品を扱う大型店舗で子供が喜びそうな英語教材に巡り合い、即購入しました。

 

そのCDやDVD、絵本などを使って赤ちゃん時代からあれこれ英語に慣れさせてはきましたが、今振り返るとその教材を使いこなせてはいませんでした。

家庭で親が英語教育をする事は辛抱強さが必要です。

当時からフルタイムで働いていた私はそこまで子供英語教育だけに子どもと過ごせる時間を費やすことができませんでした。

 

ただ、幸いにして0歳から始めた海外旅行にてリアルな英語環境に接する機会もある程度あったおかげで息子は幼少時から英語を自然に受け入れていました。

 

最低限の挨拶と必要なクラスルームでの会話を何度も練習して向かった、ハワイ親子留学でした。

 

最初からハワイが大好きであった息子ですから、ハワイでの生活は毎日がハッピーでした。だからこそプリスクールへ通うようになってから違う面でも成長することが出来たのです。

英語の語彙は増えました。ただ、発話よりも理解出来るフレーズが増え、それにしたがって動けるようになりました。

また一番びっくりしたのは発音の良さです。

小さい頃から英語の音は聞いていたとしても、発話することが少なかった息子の口から、いきなり音声としての「英語」が飛び出してくるのです。

 

・・・音声としての・・・と表現したのは、息子が発している「音=単語らしき言葉」を彼自身が「ことば」として理解していないにも関わらず、発音していることです。

 

良く、小さい頃はオウム返しで聞いた音をそのまま発音していました。

それと同じ現象がハワイでもおこりました。

また、知っている単語(果物や色など)については発音がよりその物に近くなりました。

短期間で現地のお子様と同じ「口」を育てるのは難しいとは思います。そして子供はその環境から離れると直ぐに忘れます。

しかし、その経験をするのとしないのとでは全く違います。私は学齢を重ねて繰り返したハワイ親子留学を通じて実感します。

 

聞こえているのだな・・・と。

 

聞こえない音は話せません。そして人は耳から音を覚え、真似することから始め、それが意味を持つものと認識されて初めて意味のある言葉になります。

 

赤ちゃんの頃、母語である日本語を覚えるのと同じ体験を今、息子は英語で体験しているのだな・・・と感じました。

 

「英語学習」のみならず、精神面の成長はこれまた素晴らしかったです。

もともと人見知りしない息子ですが、アウェイであるハワイのプリスクールでは自分からある程度入って行かなければ当然、みんなとの楽しい時間を過ごすことはできません。

プリスクールはご厚意で短期でもインターナショナルな児童を受け入れてくださっているわけですから、先生も「日本から来た短期の子」だけに目をかけることも、もちろんしません。(日本人が多く通うプログラムの中には日本語を解する先生を配してくれるところもあるでしょう。)

 

そんな中にいきなり「ポンっ」と入ったわけですから、さすがの息子も最初は戸惑っていました。さらに、自分の話している母語=日本語で積極的に話しかけているところに遭遇して面食らいました。

 

先ずはなんでもやってみること。

このチャンスを楽しもうね。 楽しもうね・・・・。

 

私たちのハワイ親子留学のキーワードは「楽しむ」こと。

ストイックに英語を身につけるためにやってきたのではありません。

 

わからないことは自分で尋ねられるようになりましょう。

→お手洗いはどこですか?

→~行っても(しても)よいですか?

→今は何時ですか?

こんな簡単なフレーズですが、躊躇せずに話しかけて聞けるようになりました。

 

その「ハート」の成長が一番大きかったと思います。

 

そして、母と異国での二人生活です。互いを思いやらないと行き詰まってつらくなる時間もあります。

まだつたない日本語ではありますが、部屋のトラブル等で弱っている私を見ると優しく声をかけてくれた息子です。

「ママ、大丈夫? パパいないと大変だね」

息子なりにあれこれ気を使ってくれているのが身にしみてわかりました。

 

 

日本を出た時にはまだ白くて柔らかい顔立ちだった息子が、この滞在1カ月半の間にローカルのお子さんに混ざってもわからないくらい健康的に日焼けをして、表情も明るく自信に満ちていました。

 

幼さを残しながらも何かを成しえた息子の表情を写真で見つめていると、本当のハワイ親子留学の醍醐味はこういうところにあるのだな、と実感します。

 

逞しくなること。

心広く、あれこれを素直に受け入れること。

優しくなること。

 

息子の成長はこの夏をきっかけに毎年ハワイで様々な事に遭遇しながら続いていきました。だから、最初の一歩はあえて「成長」とは書かずに「変化」と表してみました。

 

先ず、変化がありそのあとに成長があると思うのです。

最初の一歩、きっかけがこの夏でした。

 

 

 

 

 

 

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