永遠の０、観てきました。

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永遠の０、観てきました。
１６日、ミント神戸で話題の映画「永遠の０」観てきました。

原作を全く読まずで突入。

予備知識無しで鑑賞したのですが、心に残る良い映画でした。


「命には責任がある」

この映画が伝えたいことはたくさんあるだろうし、観た人それぞれいろんな思いを抱いたのだろうけど、僕こう感じました。

戦時中、男たちは国のために死ぬことが美徳であり、それを拒否する人間は臆病者と罵られました。

でも、美徳に従うより、更に更に強い思いでそれを拒否できる人間って、逆に非常に心が強いんだと思います。

現代でも「NOと言える人間」ほど、世に素晴らしい功績を残す人が多い。

もちろん、主人公が世の中に功績を残したいから生き延びたい、という思いがあったかどうかはわかりません。

でも、自分には守るべき者、自分が死んだら悲しむ者がいることが彼を「生」に執着させたのははっきりとわかります。

人は生かされて生きている

このことを忘れないでいたいです。


１９９５年１月１７日。

僕は加古川の実家で、阪神・淡路大震災を経験しました。

当時僕は高校１年で、ヒザの手術をして一時帰宅中に被災。

たまたまの外泊で、たまたま片足全部ギプスしてたので、両親が僕を挟んで川の字で寝ていました。

被災の瞬間、両親が飛び起きて、二人共が僕の上に覆いかぶさって来てくれました。

僕は一瞬、何が起こったのかわからなくて、ただ覆いかぶさられたままじっとしていました。

幸い、２階で寝ていた姉含め、全員大きな怪我なく助かったのですが、もし病院で入院したままだったらどうなっていただろうと思うとゾッとします。

僕自身の命のこともそうですが、両親が離れた場所で入院している息子のことが、心配で仕方がなかったことだと思います。

もし死んでしまっていたら、どんなに悲しませていたことか。

親を悲しませることが、子どもとして一番の親不孝。

命は有限、だからこそ生きることができるのであれば、生きる責任がある。

今年で被災１９年目。

これまでは、毎年この時期を迎えても、改めて自分の命と向き合うといったことはなかったのですが、宮部久蔵のおかげで家族への感謝と責任を感じることができました。


あかん、今頃泣けてきた・・・^^;

と、とにかくオススメの映画です。

是非大切な人と一緒にどうぞ。＾＾

最後までお付き合い下さりありがとうございました。

ファイナンシャルプランナー 藤原 良



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