木造の耐久性−2 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

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木造の耐久性−2

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家の寿命を科学する
コンクリートは、セメントと砂利や砂(骨材という)と水でできています。
セメントは石灰を原料として、そのアルカリ性の性質で鉄筋を錆から守りながら、鉄筋コンクリートを構成しているのですが、空気中の二酸化炭素や酸性雨のため、表面から徐々にアルカリ性は抜け(中性化という)鉄筋を守れなくなり寿命となります。
(中性化で、コンクリート強度自体がすぐに落ちるわけではありません)

コンクリートは、堅牢で長持ちするイメージですが、寿命は条件が良くて100年程度と、意外と、耐久性維持が難しいのです。


木材といっても、仏閣で使われている選りすぐりの巨大な断面の木材と、住宅で使われているものを、ひとくくりにすることはできませんが、材料自体は、腐り、白アリ等の害を防げば、100年以上の耐久性があります。

「腐り、白アリの害を防ぐ」には、設計、施工、建て主、各々の役割が欠かせません。
被害に遭わない適切な材料の選定、湿気のこもらない納まりなどの設計はもちろん、それらを実現し、雨や湿気を溜めない施工が必要です。
さらに建て主が、浴室換気を心がけたり、家に気を配り手入れをすることで、弱点を克服することができます。

材料自体の耐久性を生かした木造住宅が可能となります。

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家づくりは、建て主にとっても、とても手間がかかることですが、苦労した結果、建物が実際に形となり、できあがっていくのは、本当に楽しいものです。遠い将来、この家に住んで良かった、と感じてもらえるような、家づくりのお手伝いをしたいと思います。

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