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中山おさひろ
東京都
起業コンサルタント

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閲覧数順 2016年12月03日更新

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一度の失敗を二度目で成功させる実例なら

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 最近、1度の失敗にめげず2度目で成功させている実例は、安倍晋三首相です。これほど、1度目の顔と、2度目の顔とが違った人はいないと思います。多分、彼の能力自体が変わるようなことはないはずで、変わったのは人を見る目ではないでしょうか。人を使う、人に使われることを覚えたように思います。

 一番大きく変わったのは、演説のときに話す内容です。1度目のときは、役人が書く原稿を読んでいました。2度目の今は、元日経ビジネス記者のスピーチライターを雇って、日本語でも英語でも、面白くて判りやすい話をするように変えています。ボディーアクションを交えることも覚えたようです。

 現在審議中の秘密保護法案では、答弁を森まさこ担当大臣が行っています。女性が問題の多い法案の説明をしているのを見ますと、廃品回収車のスピーカーからの声を思い出します。優しい声に釣られ物置の廃品などを持っていくと、実際は強面の親父が出てきて、価格交渉をする羽目になる騙しのテクです。

 台風被害のフィリピンへ、自衛隊派遣の件でも最初は100人程度と官房長官が答えていました。大震災を経験した世論の反応が芳しくないとみると、直ぐに首相が1000人に切り替える芸の細かさです。このような余裕の芸当は、最初の首相就任時ではとても真似のできないことです。

 多分、首相がこのような役回りをしている背景には、1度目の首相就任時の反省に立って、全体に気配りをしながら仕切っている参謀がいるはず。菅義偉官房長官が行っているといった声があります。もしかすると、祖父・岸伸介、父・安倍晋太郎とつながる人脈が、別にあるのかも知れません。

 世襲の三代目代議士と言う以外に、人から特に尊敬される才能があるわけではありません。特段の成功体験があるわけでもありません。何不自由ない環境で育った人柄の良さだけが、取り柄と言えば取り得。そんな人間が、就任後間もなく1年の時期に、支持率約60%を保っているのは、やはり2度目の強さです。

 この事実から起業においても学べる点は、一人でシャカリキになって起業に取り組むより、他人の力をいかに上手く利用するかに、成功のキーポイントはあるようです。最初は一人の起業であっても、準備するなかで協力してもらえる人を増やしていくことです。軍事・外交でも、経済でも危うさ一杯の安倍内閣ですが、この内閣の人気維持には学ぶ点もあります。

【一言】
 アメリカ生まれの日本語詩人 アーサー・ビナードさんの講演を聞きました。今、客観的な日本の状況を知りたいなら、日本通の外国人に聞くとよく判ります。日本語の現状についてまで、ビナードさんから教えられることが多いです。「汚染水」、「積極的平和」、「秘密保護」など、日本語は英語と比べ語彙が多いだけに具体的な説明がなく、誰もが何となく判ったつもりなので、政治家に騙されることが多くなります。




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