- 杉浦 繁
- Atelier繁建築設計事務所 代表
- 愛知県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
サーモンフィッシングin北海道2013・・4
いやはや前置きが長くなりました。
そんなこんなで北海道を堪能しながらようやくたどり着きました。
忠類川です。
日本で鮭釣りをすることが出来る数少ない川なのです。
ちなみにこの川で釣りをするのには北海道庁かなんかに申請してサケマス有効利用調査従事者資格なるものをもらっておかなければなりません。
ない人は釣ってはいけないのです。
その上で本州の川と同じように釣り券を購入する必要があります。
資格がない人や券を買いたくない人は海で釣りましょう。
着いたら、とにかくまず橋の上から覗きます。
いてもたってもいられない?
川には・・
おお!いっぱいいるじゃん!
何かわからんけど?
鮭はでかいので見ればすぐにわかります。
楽しみ楽しみ!
釣り方はフライです。
この日のために鮭用のでっかいフライをたくさん巻いてきたのです。
管理事務所で着替えていると鮭を持ったご夫婦が帰ってきたようです。
立派な銀鮭の雌・・
お話を聞くと、朝からもう5匹も釣ったので帰りますとのこと。
おお~!凄い!
橋の下ですよ、橋の下、と教えてくれます。
さっき見たところなのです。
では、さっそく川に!
が、川は大増水!
何しろ台風が行った後!
こりゃ大変じゃ・・
水がビューン!
フライは水面をビューン!
・・・・・・・
だめじゃこりゃ。
フライが全く沈みません。
水面に浮いたフライでは鮭は絶対に食わないのです。
元々鮭は水面上の餌など食べていないのですから。
場所を変えよう教えてくれたところに行こう・・・
もっと水流のないところで・・
が・・
行けない。
何しろ水が多すぎます。
河原がないのです。
仕方がないので河原の上の藪を行きます。
えらいことなのです!
命がけ・・
とは言い過ぎですが、本当に熊が出そうで・・
出てきたら間違いなく命がけ!
数百メートル進むのに何十分もかけてやっとたどり着いたかって知ったるベストポイント!
先ほど橋の上から見た鮭がうようよいる教えてくれたところ!
には・・
山のような人々が!
いやはや、考えることはみんな同じなようです。
きっとみんな聞いてきたのでしょう。
人が多すぎて鮭などあっという間に散ってしまいどこにも影も形もありませんし。
だいたい竿出す隙間もありゃしない。
仕方がないのでまたまた藪こぎしますのです。
釣ってる時間より藪こぎの時間の方が数倍あります。
で・・
多少流れの緩いところを見付けては、やあっと投げて・・
ビューン!とフライがすっ飛んでいく・・
の繰り返し。
どでかい重りをつけてフライなど名ばかりの投げ釣りにしても沈まない。
そもそも橋の上からは見えていた鮭がどこに行っても影も形もいません。
どうも、あそこにだけ固まっていたようで・・
いないもんは釣れんさ!
う~む・・
どうも今回は駄目そうだ・・
それでも頑張る女房殿!
こいつはそんな中でようやく釣ったホッチャレ・・
だいぶボロボロになったもう産卵に入っている鮭のオスです。
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