少し幅広の木造用サッシの取付 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

奥村 召司
株式会社空間設計社 
東京都
建築家

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:住宅設計・構造

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

少し幅広の木造用サッシの取付

- good

  1. 住宅・不動産
  2. 住宅設計・構造
  3. 住宅設計・構造設計
計画MEMO
アルミサッシも建物の構造によって木造用、鉄骨造用、RC造用と分かれていることはご存じですか?構造により取付方が違うのでそうなる訳です。昔は木造用サッシは若干ひ弱な感じがしていましたが、今はとんでもない。ペアガラスを使うことが多いので特にそう感じるのかもしれません。一間(けん)=約180センチの柱間に引き違いサッシを入れるのが一般的ですが、少しゆったり感を出すため一間半=約270センチの柱間を引き違いサッシとすると可動部(これも障子と呼びますが)の幅は約130センチと少し広め。そこにペアガラスが入ると重いのなんの・・。写真は杉並の家のサッシ取付の様子。上棟から2週間ほどでこの段階となります。で、何とも重そうなこと。サッシやさんの腕っ節は皆さん見事にもりもりでした。立派なサッシが取り付けられると、もう少しで外装材や内装下地の取付が始まります。つまりサッシが設置されて初めて、建物の内と外が完全に分けられる訳です。