Tweet
もろもろの対外的な事や「家」を楽しみにしていた家族の気持ちを思うと、無力な自分を嘆き、全ての事に対して嫌気がさしていました。心底疲れてしまい、笑う気力もなくり、心まで冷え切ってしまったようでした。
妻が言いました。
「今は時期がよくないって神様が言ってるんだよ。家はいつかどうにかなるよ。
今、家族元気でいられて幸せなんだからさ！」
その妻の言葉に、子供たちの笑顔に、、、私は救われました。
そして、少しづつ心に温かいものが戻っていきました。
「家」で挫折したのは私だけでなく私の家族も同じはずでした。それなのに・・・
私はほんとうに幸せだと思いました。。
また、偶然か、、、しばらくして、地方に戻った大学時代の親友が訪ねてきてくれました。
そして彼は・・・
「お前たち間違ってない！お前達家族は幸せなんだから、必ずいいことあるさ！」
その言葉に涙があふれました。友人の目にも涙が・・・。妻と３人で涙していました。。
＊＊＊＊
私は思いました。
家は、、、家という物体が一番大切なのではなく、
そこに暮して家族と笑い、友人と笑う事ができる事こそが
一番大切なんだ。それがあってこそ幸せになれる。
そして、その大切な家族を守り、友人を迎えるために
家があるんだ。
と・・・・。
これが、私が考える「家」です。
それは 形ないものですが、''温かく、強く、優しいもの'' です。
それこそが 家のたね です。
そして、その たね を育てていく事が ''家づくり'' なのです。
