マネをするのと盗むのとでは深さが違うのです - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松下 雅憲
株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
東京都
店長育成・販売促進ナビゲーター

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対象:人材育成

中沢 努
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2016年12月08日更新

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マネをするのと盗むのとでは深さが違うのです

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「良いアーティストはマネするだけだが、偉大なアーティストは盗む」

これは、かつてスティーブジョブズも引用したピカソの言葉です。ピカソの言葉やジョブズの言葉は、その言葉の表面だけを浅く理解してはいけません。彼らは決して「知的財産権」~商標や特許や著作権を侵しても良いとは言っていません。また、そのことに対して自らの権利を侵されたときに黙ってもいません。

もちろん、ビジネスマンや店長が、業績を向上させるために他人・他者・他社の成功事例を参考にしてガンバルのはどんどんやったらいいのです。セミナーで学んだことやビジネス書で読んだこと、先輩や上司に教えてもらった方法を元に一生懸命ガンバればいいのです。

ただし、その参考の仕方次第では、短期的な成果が出ても、本人やチームの成長には繋がらないときがあるのです。マネジャーの皆さんが、部下に成功事例をマネさせたいと思うときは、単純なコピーでは無く、「盗ませる」くらいの感覚で取り組ませて欲しいのです。

私自身も「マネる」と「盗む」との違いは、ひとくちに言い表すのは非常に難しいと感じています。「マネる」であっても「物まね芸人」のように真似元の本人とはまったく違う新しい領域に芸を高めている方もおられます。このレベルの「ものまね」は、私がここで取り上げている「マネる」とはもうステージが違うでしょう。これは「マネる」ではなく「真似る」なんだろうなと思うのです。

私の「マネる」の解釈は、表面上の形だけをなぞるようなイメージです。一方で「盗む」は、ネタ元の根っこの部分、つまり、視点、思想、背景、目的、経験などを読み取り、それを自分の環境や視点、思想、背景、目的、経験を加えることで、新しいステージに高めたもの、と考えています。

簡単に言えば、「盗む」は「マネる」よりも深い!と言うことです。

と言うことで私が言いたいのは、店長やビジネスマンが、業績を向上させるために他者の成功事例をマネるのは、表面の形だけでは無く、もっと深い所にある視点、思想、背景、目的、経験などを読み取り、より良い物にしようとする工夫や努力をして欲しいな、ということです。

多くの企業で業績向上を効率よく進めるために「成功事例の水平展開」を進め(薦め)ますが、どうも表面的な形が出来ているかどうかの確認だけしかしていないように思うのです。例えば、サービス力を向上させようとするときに、マニュアル化し仕組み化していると、自動的に成果が上がると思いすぎです。その仕組みの元を作った先人達は、そこに到達するために多くの汗と涙があったはずなのです。でも、その事例を導入する店は「まったく同じ環境」ではありません。また別の悩みや苦しみがあるのです。

本社の指示を受けて、成功事例を店舗に展開しようとしているマネジャーの皆さんは、苦戦している店長やスタッフの本当に悩みや苦しみをまず理解し、寄り添い、バックアップしながら、店長達が「意欲を持って」成功事例を受け入れたくなるように伝えて欲しいなあ~

でも、たまにいるんですよね~
「社長が言っているからやってよ~」というようなマネジャーが・・・・


 

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